「核兵器禁止条約締約国会議に参加を」被爆者らが日本政府にアピール

広島市内では、初めての締約国会議を前に、被爆者団体などが集まり改めて核兵器禁止条約への日本政府の参加を求めました。

被爆2世村上厚子さん

「この会議が核の威嚇と使用を絶対に許さないこと、核兵器禁止・廃絶への強いメッセージを発することを望みます。」

連帯集会に参加した広島県原水協や広島県被団協など約80人は、核兵器禁止条約の締約国会議に唯一の被爆国である日本政府が参加し、核廃絶を議論することなどを求めたアピール文を採択しました。

広島県原水協 高橋信雄代表理事

「多くの市民の皆さんに知ってもらい、共に政府に対して声をあげていただきたい。それが被爆国日本の大きな役割。」

アピール文は岸田総理やアメリカ・北朝鮮など9つの核保有国に送ったということです。

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