【DeNA】難敵・伊藤将対策は実らず 6月18日・阪神戦

三浦監督(資料写真)

 今季最少に並ぶ3安打で、阪神・伊藤将に1失点完投を許した。直球と球速差の近いカットボールやツーシームに手を焼き、積極的な打撃が裏目に出た。三浦監督は「良い高さに決まり、見極めが難しいところを攻められた」と嘆くしかなかった。

 4月6日の前回登板では九回2死まで無得点に封じられた。難敵の左腕対策として前日5得点を奪った打線を組み替えたが、二回以降は二塁すら踏めなかった。指揮官は「出塁もなかったから流れを取り戻すのも厳しかった」と声を落とした。

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