X JAPAN・YOSHIKIが明かしたHIDEさんへのリスペクト精神...その想いにファン号泣

毎週土曜日放送のバラエティ番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)。6月18日の放送では、X JAPAN・YOSHIKIさんが、今は亡きメンバー・HIDEさんへの思いを語るシーンがあり、ネットで反響を呼んでいました。

(画像:時事通信フォト)

■YOSHIKIが明かしたHIDEさんへのリスペクト精神…

今回は『X JAPAN徹底解説スペシャル』と題し、X JAPANの数々の伝説や、これまでの貴重な映像などについての授業が行われました。

以前『80年代アイドル博士』として番組に出演した博士ちゃん・佐藤うのさんとYOSHIKIさんが直接対談する場面も。

番組とYOSHIKIさんの粋な計らいで実現したこの対談でしたが、一般人のためにYOSHIKIさんがサプライズを仕掛けるといったことは初めてだったようで、本人も少々緊張している様子でした。

その中で、1998年に亡くなったX JAPANのメンバー・HIDEさんのことについて、YOSHIKIさんは「やっぱりHIDEは、すごく…僕は(X JAPANの)リーダーなんだけど、そのリーダーを外から温かく支えてくれるみたいな」と、今は亡きHIDEさんへの思いを表情穏やかに、優しく語ります。

また、X JAPANがデビューした頃は、今のようにネット社会が発展していなかったのにも関わらず、HIDEさんが最初にネットを使ってファンとの交流を始めたことも明かしていました。

「やっぱりね、ネットって良い意見もあるけど、色んな意見もある。でもその当時に『自分が全部ファンの意見を聞いて取りまとめるから。YOSHIKIは心配しなくて良いから。全部そういうのは自分でやる』と」と、その当時HIDEさんから言われた言葉を、終始丁寧に語るYOSHIKIさん。

さらに「(HIDEさんが)旅立ってしまったんで、僕もファンと交流しようと思って始めたっていう」と、今はYOSHIKIさんがHIDEさんの生前の意思を引き継いでいるのだと明かしていました。

またYOSHIKIさんは、生前HIDEさんと交流があった貴志真由子さんのことについても言及。「HIDEがすごい、彼女のことを支えてて」「そういったなんかチャリティー精神も、HIDEから学んだというか」と、さまざまな面でHIDEさんから影響を受けていたと言います。

■YOSHIKIが考える学生時代にやっておくべきこと

YOSHIKIさんの話に真剣に耳を傾けていた佐藤さんは、最後に『学生時代にやっておいた方が良いこと』について、YOSHIKIさんに質問しました。

この質問にYOSHIKIさんは、「勉強!」と即答。

実は、大人になって海外へ行ってから、わざわざ教師を雇って英語を勉強したというYOSHIKIさん。「考えてみたらねぇ、中学も高校とかも大学も先生いるからね。雇わなくてもね」と、一瞬笑ってしまうような発言をします。

このことから「だから、勉強できる環境にいるときに(勉強)しとくってのが大事なんだなぁって思った」と語りました。

これをスタジオで聞いていたサンドウィッチマン・伊達みきおさんも「うわぁ〜これはすごい」と唸ります。

さらに「学生時代でしか出会えない友達」「僕なんかバンドやってたしやってるから、そういうなんかメンバーみたいのがあるけど、なかなか社会に出るとまた違った関係性になるから」と、学生時代の友達の大切さについても語ったYOSHIKIさん。

最後は「友達と遊ぶのと勉強と…」とまとめに入ったものの「先生みたいになってきたな」とふと我に返り、笑いを誘いました。

■YOSHIKIの想いにファン号泣

ネットでは「貴重で素敵なお話。泣いちゃう」「HIDEのことを話すYOSHIKIを見ると、いつも泣ける。ほんと、HIDEは永遠だよ…」「HIDEの話、なんとなく聞きづらいことなのに、こんなにちゃんと話してくれて。YOSHIKIさん優しいな…」と、思わず胸を熱くしたという視聴者の声が。

また「学生のうちにやっておいた方が良いということは?という質問に『勉強』と答える大人は信用できる…」「YOSHIKIさんの言葉グサッとくるな。本当にそうだと思う」「子どもが大きくなったら見せたい!」と、最後の質問の答えについても、多くの反響がありました。

実体験をもとにしたYOSHIKIさんの言葉には重みと説得力があったようで、多くの視聴者の心に刺さったようですね。

HIDEさんを思い出しながら語るYOSHIKIさんの優しい姿に感動し、涙なしでは見られなかった視聴者も多かったのではないでしょうか。

(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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