指定暴力団に旭琉会を再指定 沖縄県警 暴対法を適用

 沖縄県公安委員会(阿波連光委員長)は17日、暴力団対策法に基づき旭琉会(北中城村、約230人)を指定暴力団とすることを決め、同日付の官報に記載した。11回目の指定となり、期間は6月26日から3年間、暴対法の適用を受ける。

 関係者によると、2019年7月に旭琉会の富永清会長が亡くなったことを受け、19年12月、北中城村へ本部を移転。二代目照屋一家の永山克博総長を代表に置き、組織固めを進めているとみられる。

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