「ノーモア・カクヘイキ」訴え 禁止条約会議前に被爆者ら

「核兵器廃絶国際キャンペーン」主催の市民団体フォーラムに長崎からオンラインで参加し、「被爆体験者」の問題を伝える岩永千代子さん=19日、ウィーン(共同)

 【ウィーン共同】21~23日に核兵器禁止条約第1回締約国会議が開かれるオーストリアの首都ウィーンで19日、非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の市民フォーラムが18日に続き開かれた。広島や長崎の被爆者、核実験被害者ら世界の「ヒバクシャ」とオンラインでつなぎ、核被害の惨状を報告。「ノーモア・ウォー、ノーモア・カクヘイキ」と平和と核廃絶を願う声が相次いだ。

 広島からは、「原爆小頭症」の当事者や家族らでつくる「きのこ会」が参加。原爆ドーム前から小頭症の被爆者川下ヒロエさん(76)が「戦争がこの世の中からなくなってほしい」と呼びかけた。

「核兵器廃絶国際キャンペーン」主催の市民団体フォーラムに広島からオンラインで参加し、核廃絶を訴える「きのこ会」の長岡義夫会長=19日、ウィーン(共同)

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