パイレーツの新人・スウィンスキーが3発 3本目はサヨナラ弾

【ジャイアンツ3-4xパイレーツ】@PNCパーク

パイレーツは守護神デービッド・ベッドナーが1点のリードを守れなかったが、新人ジャック・スウィンスキーが9回裏にこの試合3本目のアーチとなる11号ソロを放ってサヨナラ勝ち。4対3でジャイアンツを破り、3連戦の被スイープを回避した。今季2度目のセーブ失敗を喫したベッドナーは3勝目(1敗)をマーク。ジャイアンツ5番手のタイラー・ロジャースに3敗目(0勝)が記録された。

初回にジョク・ピーダーソンの2点タイムリーで先制されたパイレーツは、3回裏に反撃を開始。朴孝俊(パク・ヒョジュン)の1号ソロで1点差に迫り、続く4回裏にはスウィンスキーが9号ソロを放って2対2の同点に追いついた。6回裏にスウィンスキーの10号ソロで勝ち越しに成功すると、9回表にタイロ・エストラーダの5号ソロで追いつかれたが、9回裏にスウィンスキーが11号サヨナラ弾。新人外野手が3打数3安打3本塁打3打点の大活躍でチームを勝利に導いた。

サヨナラ弾を含む1試合3本塁打は2000年以降で8人目、今季もブレンダン・ロジャース(ロッキーズ)が達成しているが、新人に限るとメジャー史上初の快挙。また、スウィンスキーは日本時間6月5日のパイレーツ戦でもサヨナラ弾を放っており、同じ月に2本のサヨナラ弾を放った新人はメジャー史上7人目となった。なお、新人による1試合3本塁打は2009年のアンドリュー・マカッチェンに続いて球団史上2人目となっている。

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