イベント「いぬねこなかまウクライナ」レポート(6/19開催)

女優で歌手の小泉今日子が6月19日、都内スタジオで行われた、ウクライナの動物保護活動支援オンラインライブ「いぬねこなかまウクライナ」に、音楽ユニット「黒猫同盟」のコイズミキョウコとして、メンバーの上田ケンジとともに出演。

『UNDUEX』『プロヴァンスで夜更かし』『投票ソング』のあと、戦争に対する思いが書かれた爆風スランプとの楽曲『東の島にブタがいた Vol.3』を特別アレンジした楽曲『東の島にネコがいた』を披露、イベントに花を添えた。

本イベントについて小泉は、
「ウクライナから避難される方の中でペットを連れていらっしゃる様子をニュース等の映像で見た時に、大丈夫かなと、とても心配していました。今日は少しでもお力になれれば」
と黒猫同盟で参加に至った経緯を説明。最後に『東の島にネコがいた』を歌唱される前には
「どうか早く、世界がもっと暖かく幸せになってほしい」
と、ロシアによるウクライナ侵攻に対しての思いをコメントした。

イベント「いぬねこなかまウクライナ」は、動物保護をテーマに2014年より毎年開催されてきた動物好きの著名人による手作りイベント「いぬねこなかまフェス」のメンバーが中心となり、ロシアによる侵攻で被害を受けているウクライナの動物保護活動支援として緊急開催したもの。

出演メンバーは、常連の小泉今日子、坂本美雨、椿鬼奴に加え、ウクライナ出身のアーティスト、ナターシャ・グジー(VTR出演)、ウクライナから避難しているチェロ奏者のラブロワ親子によるライブ演奏が行われた。

また、ポーランドでウクライナの動物保護活動を行っている獣医師ヤコブ・コトヴィッチさんへのインタビューもVTRにて紹介された。

イベント前日に突発性難聴になったことを報告した椿鬼奴は、復帰ステージとなる本イベントに着物姿で登場。「海外の方にも伝わるように」「2曲暗記している洋楽のうちの1曲」として、『You Give Love A Bad Name』と、 2番は自ら英訳を用意した『舟唄』の2曲を熱唱した。

坂本美雨は、『The NeverEnding Story』『穏やかな暮らし』『家族のうた』の3曲を披露、その後、チェロ奏者のラブロワ親子と『ふるさと』でコラボ演奏を行った。

イベント終盤では、ライブ出演者全員(VTR出演を除く)がステージに集い、「上を向いて歩こう」を合唱してイベントを締めくくった。

なお、チケット売り上げの収益は全額、ウクライナの動物保護活動へ寄付される。

また、2022年7月19日(火)23:59まで視聴可能なアーカイブ(見逃し配信|チケット代金3,000 円~)が配信中だ。

■イベント概要:
日時:2022年6月19日(日) 17時~
名称:いぬねこなかまウクライナ
出演:黒猫同盟(コイズミキョウコ ウエダケンジ) 、坂本美雨、椿鬼奴、ナターシャ・グジー(ウクライナ出身の歌手・バンドゥーラ奏者)、スティーヴ エトウ、タチアナ・ラブロワ&ラナ・ラブロワ (ウクライナより避難してる親子・チェロ奏者)、友森昭一、富樫春生、ヤコブ・コトヴィッチ(ポーランドの獣医師)
アーカイブ視聴期限:2022年7月19日(火)23:59まで視聴可能
アーカイブ チケット代金:3,000 円~
※収益金は全額をウクライナの動物保護活動へ寄付
アーカイブ配信:

▽セットリスト:
・LIVE タチアナ・ラブロワ &ラナ・ラブロワ「Double Cello Concert G moll」「Melody」
坂本美雨、友森昭一インタビュー~ムービー紹介
・VTR紹介 ナターシャ・グジー コメント、演奏
・VTR紹介 ヤコブ・コトヴィッチ
・LIVE 椿鬼奴 「You Give Love a Bad Name」「舟唄」
・LIVE 坂本美雨 「The NeverEnding Story」「穏やかな暮らし」「家族のうた」 坂本美雨、タチアナ・ラブロワ &ラナ・ラブロワ「ふるさと」ほか
・LIVE 黒猫同盟(コイズミキョウコ ウエダケンジ)「UNDUEX」「プロヴァンスで夜更かし」「東の島にネコがいた」
・LIVE 出演者紹介~トーク
出演者全員 「上を向いて歩こう」
・VTR紹介 「名前の歌」

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