5000円カレーも! 東京ミッドタウンに「レトルト食品の専門店」

コロナ禍で「おうち時間」が増え、レトルト食品を頼りにしたという人も多いかもしれません。この「レトルト食品」の専門店が東京・港区にオープンしました。

東京ミッドタウンにオープンしたのは、レトルト食品の専門店「ニシキヤキッチン」です。カレーやスープなど素材の味を生かしたおよそ100種類の商品が取りそろえられています。店の商品はどれも着色料や香料を使わず無添加にこだわっているほか、インド原産のカレーリーフというスパイスを使ったカレーなど、本場の味をレトルトで簡単においしく味わえるよう仕上げているということです。中には小さな子どもでも楽しめる商品も置いてあります。

コロナ禍では「おうちご飯」の需要も高まり、こだわりのレトルト食品の売り上げは好調だということです。店舗を運営するにしき食品の菊池洋会長は「外食が減った分『内食』が増え、当社でもレトルト食品は売り上げが前年比で120~130%に伸びた。レトルトは手軽に食べられるものだが、その手軽さの中にはいろいろなノウハウが入っているので、ぜひ味わって食べていただきたい」と話しています。

店舗ではおよそ50種類のメニューをテークアウトして味わうこともできます。

<仙台牛ステーキが丸ごと入ったカレーも>

中には、ミッドタウン店限定の商品も販売されています。豪華な箱の中に入っているのは、仙台牛のステーキが丸ごと入っているというレトルトカレーです。お値段は、レストランでもなかなか味わうことのないような5000円という商品です。

レトルト食品も高価格帯のものなど、幅広い商品が登場してきています。家で過ごす時間にレトルト食品を楽しむのもいいかもしれません。

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