大泉洋の「元彼の遺言状」クランクアップに綾瀬はるかがサプライズ登場

大泉洋、関水渚、望月歩、浅野和之が、本日6月20日に最終回となるフジテレビ系連続ドラマ「元彼の遺言状」(月曜午後9:00)のクランクアップを迎え、心境を語った。

ドラマは、敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)と助手・篠田敬太郎(大泉洋)が謎解きバディを組み、数々の殺人事件を追う極上リーガルミステリードラマ。6月13日放送・第10話では、篠田が容疑をかけられている「十ヶ浜強盗殺人事件」の全貌が明らかになり、麗子が篠田のえん罪を晴らした。

最終回・第11話は「麗子失踪編」と題し、麗子不在の中、事務所に舞い込んできた厄介な案件に、篠田や森川紗英(関水渚)たちが奔走する姿を描く。

4人のクランクアップは「暮らしの法律事務所」でのシーン。麗子が突然失踪し、置いてきぼりを食らってしまった篠田のもとに、紗英、黒丑益也(望月歩)、津々井君彦(浅野和之)が集い、事務所のテーブルを囲んで会話するという場面。仲むつまじく和気あいあいと撮影は進み、息の合ったコミカルな会話劇が展開される。

まずは、浅野のシーンが終了。「浅野和之さんクランクアップです!」の声が上がると、スタジオには大きな拍手が鳴り響いた。浅野は深々と頭を下げ、監督から、役柄にちなんで英国紳士をイメージしたという花束を受け取ると、「本当に“お疲れさまでした”という言葉がここまで重い意味を持つとは思いませんでした(笑)。剣持麗子、本当によく頑張ってくれました。僕は綾瀬さんにもう一度大きな拍手を贈りたいと思います!(拍手)。そして、その剣持麗子を支えた篠田役、大泉洋についでに拍手を!(拍手)。無事にここまでこれたことは、皆さんのお力あってこそだと思っています。本当にありがとうございました!」と愛あふれる感謝のメッセージでキャスト、スタッフをねぎらった。

続いて関水、望月。関水は「綾瀬先輩をはじめ、大泉さんやキャストの皆さん、そしてたくさんのスタッフの先輩方に支えられてきました。皆さん本当に優しくて、忙しいはずなのに、毎日楽しくて明るい現場を作ってくださって。現場が本当に楽しかったです! できれば皆さんにはゆっくり休んでほしいです! 本当にありがとうございました!」とキュートな笑顔でコメント。

また、望月も「言葉にすると短くなってしまうんですが、楽しくて、いろんなことを感じさせていただける現場でした。ありがとうございました!」と一言一言かみ締めるように感謝の気持ちを表現した。

そして、麗子の“最高の相棒”篠田を演じた大泉が、最後に撮影終了。監督から大きな花束を受け取ると、すでに撮了して現場を去ったはずの関水、望月、浅野が再登場。先日クランクアップした古屋呂敏も駆けつけ、大泉は「ちょっとちょっと! なになに! 帰ったんじゃないの!? しかも呂敏まで!」と感激。大泉は約3カ月にわたる撮影期間を振り返り、「皆さま、お疲れさまでございました! いやあ、寂しさ100でございますね。連ドラっていうのは終わりが来るのが本当に寂しい! 綾瀬はるかさんが数日前にクランクアップした時、このドラマは終わったんですよ!(笑)。それをよく、みんなここまで…」と語り始めたところで、突如スタジオのスピーカーから「しのだー!」という麗子節全開の声が。

さらに、「ぺらぺらぺらぺら、薄っぺらいあいさつしてんじゃないよ!」と麗子の声は続き、「え、うそ…? 来て…るの…?」と大泉は絶句。ほどなくして満面の笑みの綾瀬はるかがサプライズで姿を現し、大泉は「うわ~、びっくりした~!」と目をん丸くして驚きながらも、「綾瀬はるかさんです!」と綾瀬を紹介した。

大泉は「いやあ、来てくれてうれしいですね。本当に大変なスケジュールでしたけど、綾瀬はるかさんがいると“なんて楽しい現場なんだろう”と。体力的にはキツいんだけど、絶対楽しいことがあると確約されているという(笑)。綾瀬さんがいないとNGがあんまり出ないんですよ。でも全然面白くない!(笑)。やっぱり、このメンバーだったから素晴らしい作品ができたんじゃないでしょうか。(ここにいる)皆さんにも拍手だ! 本当にありがとうございました!」と感慨深げに語り、最後は綾瀬の発声の下、キャスト・スタッフ全員で一本締めをした。

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