足大付勢7階級制す 高校総体県予選・レスリング

レスリングフリースタイル55キロ級決勝 足大付の半田(上)が抑え込む=足利大付高第3体育館

 全国高校総体(インターハイ)県予選は19日までに、足利大付高第3体育館ほかで各競技を行い、レスリングは個人フリースタイル55キロ級を半田智(はんださとし)、92キロ級を植木優斗(うえきゆうと)が制すなど8階級中7階級で足利大付勢が頂点に立った。

 71キロ級は加藤佑規(かとうゆうき)(宇都宮商)が優勝。フリースタイル団体は足利大付が宇都宮商を退けて栄冠をつかんだ。

戦略家 序盤に布石 足大付半田

 積み上げた経験値にものを言わせた。5月の県総体で敗れた1年生の後輩に競り勝ち、レスリングフリースタイル55キロ級王座に就いたのは3年生の半田智(はんださとし)(足利大付)。「狙い通りの展開」と巧みな試合運びで栄冠をつかみ取った。

レスリングの各階級優勝者

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