「ドラゴンズ6連敗の要因は初戦にあり」元ドラゴンズ外野手・藤井淳志の指摘

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東海ラジオ『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(月17:15~19:00)6月13日の番組コメンテーター藤井淳志氏が、ドラゴンズの交流戦6連敗について触れた。藤井氏は、6連敗初戦の序盤の攻撃に、そのポイントがあったと指摘した。

ドラゴンズは、今年の交流戦を、千葉ロッテと日本ハムにそれぞれ3連覇し、6連敗で終えた。藤井氏が指摘したのは、連敗のスタートとなった6月7日の千葉ロッテ戦。その試合の2回表のドラゴンズの攻撃。ノーアウト満塁のチャンスが無得点に終わった。

ヒット2本でノーアウト1・2塁となったところで、鵜飼航丞は送りバントを決められなかったが、ヒットを打ってノーアウト満塁とチャンスは広がった。しかし、後続が絶たれて無得点に終わったというもの。

藤井氏は「鵜飼が送りバントを成功させて、1アウト2・3塁になっていたら、きっと点が入っていただろう。バントを決められずヒット。それが逆に試合の流れとしては、やるべきことをやらなかったということになって、全体の流れにも影響した。チャンスが広がったようで点にならない。野球界のあるあるだ」と話した。

そして「鵜飼は、普段はバントするような選手ではないが、プロとしては、やらなきゃいけないときはあるし、それがその試合、場合によっては、1週間の流れを決めることもある。よくある話。勉強になったと思う」と続けた。

また、鵜飼が9打席連続三振したことについては「立浪監督は、それでもいいから振って来いと言っているわけで、そこはきちっと振れているのでいいと思う。見逃しはいけないが、まずは勉強の期間だから、貴重な経験をさせてもらっているということ。それを無駄にしないように成長するのが大事」と話した。

山浦ひさしのドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 17時15分~19時00分

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