チュアメニで10人目!「レアル・マドリーがリーグアンから獲得した選手たち」

先日モナコからオーレリアン・チュアメニを1億ユーロ以上で獲得したレアル・マドリー。

『Planet Football』によれば、フランス・リーグアンのクラブからレアル・マドリーが獲得した選手はこれで10人目だそう。他の9名覚えてる?

エドゥアルド・カマヴィンガ

獲得したクラブ:レンヌ

2019年に16歳でデビューしたカマヴィンガ。レンヌで史上最年少の選手となり、2年後に3440万ポンドの移籍金でレアル・マドリーへと引き抜かれた。

今季19歳でスペインに向かった彼は決してレギュラーではなかったものの、途中出場から的確に貢献。クロースやモドリッチを支える存在として信頼されている。

アルフォンス・アレオラ

獲得したクラブ:PSG

パリ・サンジェルマンのアカデミーを卒業したフィリピンの血を引くGK。ケイロル・ナバスを放出した際、移籍金とともに彼をローンで借りる権利を獲得した。

ティボー・クルトワのバックアップとしてシーズンを過ごした彼はあまり出場機会がなく、そのまま1年でパリ・サンジェルマンに戻っていった。

フェルラン・メンディ

獲得したクラブ:リヨン

マルセロがやや衰えの兆しを見せ始めたとき、レアル・マドリーは将来のプロジェクトとしてリヨンから左サイドバックのメンディを獲得することを決めた。その移籍金は4710万ポンド。

メンディはスペインでのスタートでやや苦しんだものの、慣れてからはマルセロの後継者として安定した活躍。すでに世界で最も優れたレフトバックの一人となっている。

マリアーノ

獲得したクラブ:リヨン

彼の場合は「買戻し」である。レアル・マドリーのアカデミーで記録的な結果を残したマリアーノは、2017-18シーズンに先駆けて800万ユーロでリヨンに売却された。

リーグアンで18ゴールを決める活躍を見せた彼は1年後にレアル・マドリーへと呼び戻されたが、それから4シーズンでわずか11試合しかスタメン出場がない。

ハメス・ロドリゲス

獲得したクラブ:モナコ

2014年のワールドカップで得点王に輝いたことから大きな注目を集めたハメス・ロドリゲス。6300万ポンドもの移籍金を支払い、レアル・マドリーは彼を獲得することに成功した。

初年度は17ゴール18アシストと大活躍したが、それから徐々にペースダウン。カルロ・アンチェロッティが退任した後はさらに出番が減り、2020年にエヴァートンへフリー移籍している。

ラファエル・ヴァラン

獲得したクラブ:RCランス

RCランスの下部組織で育ち10代でデビューしたヴァラン。10代でジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリーに加わり、数年間でペペのポジションを奪ってセルヒオ・ラモスのパートナーになった。

レアル・マドリーでは10年間で360試合に出場し、4回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献。そして昨年マンチェスター・ユナイテッドに移籍した。

カリム・ベンゼマ

獲得したクラブ:リヨン

リヨンでは3トップの左サイドでデビューしたベンゼマ。フランスリーグでストライカーのポジションを奪い取って活躍し、2009年にマンチェスター・ユナイテッドとの競合の末にレアル・マドリーを選んだ。

最初の9年間はクリスティアーノ・ロナウドを支える影としてプレーし、そしてこのところはエースとして得点源となっている。34歳の今、キャリアで最も輝かしい時期を過ごしているといえよう。

ママドゥ・ディアラ

獲得したクラブ:リヨン

リヨンではフィジカルとスピードを兼ね備える強烈なミッドフィルダーとして活躍し、ファビオ・カペッロ監督の指名によって獲得された。

2007年と2008年にはリーグ優勝に貢献したものの、代表でのプレーで膝に大きな怪我を負ってしまい、それ以降はほとんどプレーできず。ラサナ・ディアラに背番号6を奪われ、2011年にフランスへ戻っていった。

ラファエル・バスケス

獲得したクラブ:マルセイユ

バスケスはレアル・マドリーの下部組織で育った攻撃的MFであるが、彼はお金を巡っての交渉で対立して退団。1990年にトリノへと移籍し、その後マルセイユでプレーした。

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そして1992年10月にレアル・マドリーへと戻ってきたものの、怪我によって苦しいキャリアを過ごすことに…結局1995年に退団を許されてデポルティーボへと移籍している。現在はレアル・マドリーのスタッフを務めつつコメンテーターとしても活動。

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