ツーリングキャンプ経験者が実際の持ち物を解説!おすすめコンパクトギア&二人乗りのコツも

バイクに乗る人なら「ツーリングキャンプに行ってみたい!」という想いがあるのではないでしょうか。筆者の夫はツーリングソロキャンプを楽しんでいるので、持ち物のポイントや積載のコツを聞いてみました!またわたし自身も夫と二人乗りをする機会が多くなったので、二人乗りのポイントも併せてお伝えいたします!

ツーリングキャンプ経験者が実際に持っていく持ち物

ツーリングキャンプで最も大切なポイントは、「持ち物をコンパクトにすること」

車と違って、積載できる量はかなり少なくなります。

夫のバイクはホンダの「CBR650R」。

大型二輪車に分類されます。

筆者撮影

運転手はリュックを背負ったりせず、写真の黄色で囲んだ部分のみにキャンプギアを積載しています。

荷物の中身はこちら。

筆者撮影

この写真に写っている道具全てを積載することができます!

まずは夫が特にツーリングキャンプで愛用しているキャンプギアを紹介します。

一覧にするとこんな感じです。

  • チェア
  • テーブル
  • コット
  • テント
  • タープ

バイクでも、通常のキャンプに必要な道具は一通り持っていけることが分かりますね!

それでは、実際に愛用しているギアをそれぞれ紹介していきます。

「LICLI (リクライ)」のコンパクトチェア

筆者撮影

コンパクトながら、座り心地も安定感があって愛用しています。

筆者撮影

収納すると、片手で楽に持てる大きさとなります。

「Taimonik」の折りたたみロールテーブル

筆者撮影
筆者撮影

リュックに入れるには少し大きいので、そのままバイクに積載します。

もっと小さなテーブルもあると思いますが、ストレスなく食事できるようにこの大きさを選びました!

「KOOLSEN」のコット

※筆者のコットはもう販売されていないため、似たような価格帯のものを紹介します。

筆者撮影

コットを選ぶときは、コンパクトさだけでなく、耐荷重なども確認が必要です。

筆者撮影

ハイ&ローの2wayであれば、ベンチとしても使用することができて便利です!

「Naturehike(ネイチャーハイク)」の2人用テント

筆者撮影

とてもコンパクトで軽量、組み立ても簡単で、ツーリングキャンプにぴったりです!

筆者撮影

広げるとこんな感じ。

ひとりなら十分な広さです。

「DD Hammocks」のタープ

筆者撮影

少し小さめの3m四方のコンパクトタープです。

筆者撮影

タープも必需品なので、できるだけコンパクトなのがおすすめ。

ツーリングキャンプにおすすめのリュック(バックパック)はモンベル!

筆者撮影

ツーリングソロキャンプで夫が重宝しているリュックがモンベルの「トライパック 30」

容量が大きいのはもちろん、リュックが角ばっているので荷物を入れやすくなっています。

モンベル「トライパック 30」

  • 素材:表地:330デニール・バリスティック®ウルトラ ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
    裏地:70デニール ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
  • 重量:907g
  • カラー:ブラック(BK)、ダークグリーン(KHGN)、ネイビー(NV)
  • サイズ:高さ50×幅33×奥行き20cm
  • 容量:30L

バイクに積載するときに嬉しいのが、”ベルトを通す部分が多い”こと。

積載方法に選択肢がいくつかあるので、バイクの種類や乗せ方に応じて活用できます。

筆者撮影

「トライパック 30」はポケットがたくさんついているのですが、一番外側から一番内側のポケットにすぐアクセスできるので、キーやスマホなどを取り出すのがとっても楽です。

筆者撮影

またベルトで高さを調整できるので、荷物が少ない時はコンパクトにすることもできます。

ツーリングキャンプ道具を安全に積載するコツ

筆者撮影
  • 荷物の重量の左右差を小さくすること
  • ウインカーが隠れないように
  • 高さを出しすぎない
  • 軽いものを上に
  • 網状のネットやベルトを活用する

などがポイントです。

意外と忘れがちなのが、「荷物の重量の左右差を小さくすること」です。

たとえば「お土産買って帰りたいからサイドバッグの右側は空にしよう!」といった、極端な左右差はバランスを崩して転倒してしまう恐れがあるので大変危険です。

荷物をバイクに固定するためのネットやベルトはこんなものがおすすめ。

▼ツーリングネット

ネットタイプは、バイクに引っ掛けられる部分が多いため、積載する荷物がこまごまとしているときにおすすめです。

▼ツーリングゴムバンド

ゴムバンドタイプは大きな荷物をひとつ載せるときの固定におすすめです。

積載が完了したら、バイクを揺らして最終チェックをしましょう。

荷物が落ちそうになっていたり、ナンバーやウインカーが隠れそうになっていたらNGです。

バイクで二人乗りをするなら?注意点とおすすめの快適グッズ

筆者撮影

わたしたちは、泊まりでのツーリングふたりキャンプの経験はありません。

2人分の泊まりの荷物+同乗者という点で、無理が生じると感じています。

その代わり、二人乗りツーリングでのデイキャンプを楽しんでいます!

そこで、「バイク二人乗りの注意点」と「二人乗りを快適にするグッズ」をお伝えします。

注意点

まず同乗者がバイク未経験の場合、短距離で二人乗りの練習をすることをおすすめします。

わたしの場合は夫の運転で後ろに同乗しました。

わたし自身原付も未経験だったため、最初の二人乗りでは時速30㎞でも怖く感じました…!

また二人乗りの場合は、同乗者がリュックを背負うことになりますが、そのリュックは重くなりすぎないようにしましょう。

あまりに重すぎると、加速したときに後ろに倒れてしまう可能性があります。

おすすめアイテム

▼タンデムベルト

筆者撮影

バイクのふたり乗りにおすすめのアイテムはタンデムベルトです。

筆者撮影

運転手の腰につけてもらい、同乗者がベルトをつかみます。

加速時のもたれ込みや引っ張りを軽減し、同乗者の負担を軽減することができます。

筆者撮影

タンデムベルトのおかげで長距離の同乗でも楽になりました!

▼インカム

筆者撮影

運転手と同乗者が無理なく会話するためにインカムもあると良いと思います。

最初のうちは右左折時に運転手から声をかけてもらったり、「ちょっと休憩しよう」といった会話も、大きな声を出す必要がなくて便利です。

筆者撮影

装着後は、出発前に声の聞こえ方を確認しておきましょう。

コンパクトな持ち物と安全な積載方法を心がけて楽しいツーリングキャンプを!

筆者撮影

バイクでキャンプに行くことができたら、”道中のツーリング+キャンプ場で過ごす”という2倍の楽しさを味わうことができます。

駐車場が車より安いといったメリットもあります。

ツーリングキャンプに初挑戦する場合は、近場で挑戦する、まずはデイキャンプをしてみる、など決して無理のない範囲で楽しんでくださいね!

▼ツーリングキャンプについてはこちらの記事も参考にどうぞ!

© ハピキャン