島根県の人口176人の漁村に観光客が!?

MBSテレビ系列「西乃風ブラン堂」で、大阪が産んだ高級食材が特集された。『西乃風ブラン堂』は、西日本を盛り上げる、モノ、コト、グルメを紹介する地方創生バラエティ。各地が奮闘し、生み出した"街を変える新しい価値観"である「ご当地新ブランド」を紹介する。

MCを務めるのは、大阪府出身のJuice=Juiceの植村あかりさんと高知県出身で一級マグロ解体師の資格を持つアンジュルムの川村文乃さん。MBSアナウンサーの三ツ廣政輝さんとともに、番組を盛り上げる。

6月20日(月)に放送された回では、広島県出身のJuice=Juice段原瑠々さんが島根県の人口176人の漁村にへ向かった。

Juice=Juice段原瑠々さんはお父さんの出身が島根県とのことで幼少期から島根に訪れていたそうである。

そんな、段原さんが先ず向かった先は島根一の観光名所出雲大社で縁結びスイーツ!

縁結びぜんざいのネーミングの由来は「焼きもちを焼くほど仲が良い」にかけてつけられたとのこと。

スイーツを堪能した後は島根県の海辺に位置する鵜鷺(うさぎ)地区へ移動!

鵜鷺地区に今観光客が殺到しているそうでその理由を探りに町探索を行う。

そんな中江戸時代の建物を利用した宿泊施設を発見。

江戸時代からの宿は「暮らすように滞在してもらいたい」という思いが込められており、漁村の生活を疑似体験してもらう為にテレビも時計も無く、

Juice=Juice植村さんは「いいね!デジタルデトックス!」とコメント。

この宿は江戸時代は船宿として利用されており、江戸時代は20軒もの船宿があった。

次に段原さんがリサーチしたのは「なぜ江戸時代に船宿として栄えたのか」

その秘密は鵜鷺地区特有の天然で作られた湾が停泊に向いていて、当時北前船という、北海道と大阪を結び各地で積荷の売買をおこなった商船が集まり、風待ちの港として栄えたそうだ。

観光客に一番人気の「江戸時代の遺産を活かした体験」は?というクイズに植村さん「つけもの」川村さんは「お酒作り」と回答。

回答は見事に外れ、正解は意外な「クルージング体験」!

クルージングで巡る先々には江戸時代から残る停泊用の岩や、天然の洞窟など歴史と自然の偉大さを体験出来るようだ。

続いてのクイズは、手作り体験ができる江戸時代以前からの名産品は?

沢山のヒントをもらうもまたまた回答は外れ。

答えは島根県の名産品「アラメ」を入れた海水を煮詰めて作られる藻塩。

藻塩は食物繊維がゴボウの約6.5倍と聞きスタジオも驚きの声。

藻塩をおむすびにつけてスタジオメンバーも試食し味を堪能した。

宿泊施設、アクティビティー、名産品が人口176人の漁村を変化させた鵜鷺地区。観光客だけではなく、この10年で14人が移住しているそうです。

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