ギグスがウェールズ代表監督を退任…元恋人への暴行容疑で2020年から休職

 ライアン・ギグス監督はウェールズ代表指揮官を退任する意向を示し、同国サッカー協会がこれを受理した。

ギグス代表監督、休職中もサラリー満額受給していた事が発覚

 48歳ギグスは2020年11月に自身の浮気が原因で元恋人ケイト・グレビル氏と口論となり、暴行を加えた容疑で身柄を拘束。その場に居合わせたグレビル氏の妹のエマ氏にも身体的危害を与えたとして、両氏から起訴されている。ギグスは疑惑を否定し全ての罪状に無罪を主張しており、8月8日から約2週間に渡り裁判が行われる予定だ。これにより11月から開催されるFIFAワールドカップに向けたウェールズ代表での準備が困難となったため、声明で退任を発表「ウェールズFA、スタッフ、そして選手達は、ヘッドコーチの憶測に気にすることなく、明確に、大会に向けて準備するのが正しい」と伝え、暫定監督だったロブ・ページ氏がW杯で指揮する事となった。

ギグス監督がウェールズ代表監督を退任 Photo Christopher Furlong

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