那須など3コース、企業向けに販売 JR東がワーケーション支援

「那須高原TOWAピュアコテージ」の屋外バーベキュー施設

 JR東日本グループは7月1日から、新幹線・宿泊施設・ワークスペースなどがセットになり、繰り返し利用できる商品「JRE Workation Pass(ジェイアールイー・ワーケーション・パス)」を販売する。企業向けで、宿は那須、仙台、軽井沢の3コースを用意した。

 新型コロナウイルス禍に伴い、旅先で働くワーケーションが注目される中、企業がワーケーションを導入しやすい環境づくりを支援する。那須コースの宿は、那須町高久乙の宿泊施設「那須高原TOWAピュアコテージ」となる。

 繰り返し利用できるコンテンツ(1口)は、新幹線往復100回、対象の宿30泊、同グループが運営するホテルシェアオフィス「STATION WORK(ステーションワーク)」利用150時間、駅レンタカーの割引などがある。地域への訪問意義が生まれるメニューとして、食体験やボランティア活動なども提供するほか、スポット開催する講演会などへの参加も可能。

 販売価格は1口当たり那須コースが100万円、仙台200万円、軽井沢100万円。利用できるのは7月25日~2023年1月24日で、土休日・最繁忙期などは除く。JRE MALLの販売サイトで7月1日予約開始する。

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