地酒マグネットが人気 一升瓶のふたを再活用 柿崎区上下浜ヤマイ佐藤商店

 地酒販売店主による一升瓶のふたを使ったオリジナル「地酒マグネット」が「おもしろい」と人気だ。
 手作りしているのは柿崎区上下浜のヤマイ佐藤商店の佐藤輝彦店主(62)。新潟地酒とコシヒカリを組み合わせた商品を提供する他、地元のウオーキングマップを作成するアイデアマンで、「若いお客さんのおもてなしの品」をと、10年ほど前に考え出した。

組み合わせ無数の地酒マグネットと佐藤店主

 販売する日本酒の一升瓶はリサイクルされるが、ふたが回収されることはなく、再活用を思い立った。専用のペンチとはさみで巻き金やコルク、ポリキャップを外し、王冠だけにし、強力な接着剤で磁石を埋め込んで仕上げる。2個セットで250円で販売。組み合わせは無数で、選ぶのも楽しい。
 使用するふたは、上越地域の地酒はもちろん県内各地の「新潟のお酒」も。将来は「カプセルトイのガチャに完成品を入れ、新潟空港や成田空港で提供できたら」と楽しそうに話している。

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