「制服アワード」表彰式 織田さん、明石さんGP 妙高市のこのみ主催 最新ファッション紹介

 制服アパレルブランド「CONOMi」を展開するこのみ(本社・妙高市)が主催する「日本制服アワード」の表彰式が19日、東京・原宿のベルエポック美容専門学校で開かれた。3000人の応募の中から入賞した男女23人が、ステージで最新の制服ファッションを紹介した。

全国3000人の応募の中から入賞した中・高校生がCONOMiの最新制服をアピール(東京・原宿のベルエポック美容専門学校)

 女子グランプリは大阪府出身の中学3年(応募当時)、織田ひまりさん。男子グランプリは神奈川県出身の高校3年(同)、明石光輝さん。2人は同社カタログのモデルとして活躍する。織田さんは「かわいい制服にティアラまで着けてもらい、とても幸せ」と喜びを話した。

グランプリの織田さんとともに報道陣の写真撮影に応じる相浦社長

 コンテストは次回で10回の節目を迎える。自社ブランドをメーンユーザーである中・高校生に発信するだけでなく、ファッション誌や芸能プロダクションとの連携により、デビューへの登竜門の一つともなった。次回はさらにアニメやゲーム配信プラットホームともコラボレーションが決まっている。

 相浦孝行社長は「近年はゲームやアニメの企画に関わることが増えた。制服は日本のカワイイ文化の一つ。ゲームやアニメも、制服を重要なコンテンツと位置付け、世界へ発信してくれている」と述べ、事業の幅が広がっているとした。

© 株式会社上越タイムス社