最新機能を体験 サポカー試乗体験会 高齢者中心に参加 新井自動車学校

 妙高市柳井田町4の新井自動車学校で19日、安全運転サポート車試乗体験会が開かれた。高齢者を中心に約35人が参加。実際に乗車して衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い加速抑制システムなど、最新の機能を体験した。

 同市と妙高警察署、同校が昨年度に続いて主催した。今回は5月13日に施行された道路交通法の「サポートカー限定条件の運転免許の導入」に合わせたもので、三井住友海上とトヨタカローラ北越、新潟ダイハツモータースが参加した。

 参加者は、自動車ディーラーの社員が運転する安全運転サポート車に乗り、走行時に障害物の手前でブレーキがかかる、発進時の急加速を抑えるという機能を体験。用意された障害物が近づくと、ギュンと低い音がして車体の前側が沈み込んで停車した。

衝突被害軽減ブレーキが作動し、障害物の手前で停車した

 市内から参加した丸山高司さん(68)は「低速だが、衝撃がかなりあった。これから普通に装備されるようになればいいのでは」と話した。

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