春日大社の若宮神社 本殿の屋根を葺き替え

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 「おん祭」で知られる春日大社の若宮神社では、20年に一度、社殿の修復などを行う式年造替が行われています。20日は、本殿の屋根の葺き替えの様子が報道陣に公開されました。

 疫病退散などを願って平安時代末期に創建された若宮神社では、20年に一度社殿の修復を行う式年造替が去年から行われています。20日、報道陣に公開されたのは重要文化財・若宮本殿の屋根の葺き替え工事です。ヒノキの樹皮を重ねていく檜皮葺は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている伝統的な技術です。水に浸して柔らかくした檜皮を1.2センチメートルずつずらして重ねます。そして、宮大工が口に含んだ竹の釘で打ち付けていきました。9月下旬の工事完了に向けて、今後は屋根の葺き替えとともに、本殿の朱塗りなども行うということです。

春日大社・広報担当 秋田真吾さん
「式年造替という大きな事業が今もなお続けられているからこそ、このような日本の伝統工法が今日まで継承されているのではないかと思う。(完成後は)新しい若宮の社殿を見に来ていただければと思います。」