今しか見られない真っ白フワフワなワタスゲを求めて戦場ヶ原へ

シトシト、時には激しく雨が降り続く梅雨本番☔️それでも、今しか見られない絶景がある💪

向かったのは日光市の戦場ヶ原。ワタスゲが見ごろを迎えています😊

 

中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った戦場だったという神話が名前の由来と言われている戦場ヶ原はかつて湖だった場所が湿原化したもので、その広さは400ヘクタール😲その中の174.68ヘクタールがラムサール条約登録湿地になっています!

ワタスゲを見るのに最適な場所は、その名もワタスゲデッキ。まずは赤沼駐車場に車を停め、装備を整えてから、いざ散策へ🚶🎒

赤沼駐車場の横には赤沼自然情報センターがありますので、事前にいろいろな情報を入手してから散策してみるのもおすすめです✨

戦場ヶ原自然研究路はしっかりと整備されているので歩きやすくて安心ですが、できれば運動靴やトレッキングシューズを履いていくのが望ましいと思います👍😊

小川沿いの研究路を進んでいきます。せせらぎと木漏れ日🌲、鳥や虫の鳴き声が心地良く日常の喧騒を忘れさせてくれます😌

道中で、ズミの木を見つけました!ズミはバラ科の落葉樹で、ちょうど可愛らしい花を咲かせていました✿

ズミは、秋にはたくさんの赤い実をつけ、その様子も可愛いですよ😊✨

木々の間から湿地に目を向けると、白くてフワフワしたワタスゲが一面に広がっているのが見えます!はやる気持ちを抑えながら目的地であるワタスゲデッキを目指します!

ワタスゲデッキに着くと、運よく雨上がりに行くことができたので、ワタスゲの先に男体山🗻がお目見え😊ここに来なければ見られない絶景に心が踊ります💖

ワタスゲはカヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草で、北半球の高山や寒地に分布するそうです。花期は5~6月で、白い綿毛をつける果期は6~8月とのこと。花が終わると、名前の由来にもなっている直径2~3cmの白い綿毛をつけます。この日は雨上がり直後だったこともあって湿って小さくなってしまっていましたが、乾いていればフワフワの綿毛を見ることができます😊

 

ワタスゲは今がまさに見頃ですが、雨に打たれて散ってしまうことも考えられます☔️今しか見られないワタスゲの大群生を見逃さないよう、天気予報とにらめっこしながら出かけてみてください♪

現地を訪れる際には、マスク着用や手指消毒等の基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。また、現地は国立公園内になりますので、環境保護にもご理解いただきながら散策を楽しんでいただくよう、重ねてお願いいたします。

 

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撮影日:2022/6/10

撮影地:栃木県日光市中宮祠

撮影MEMO:戦場ヶ原

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