入間市 全国初のヤングケアラー支援条例案を可決/埼玉県

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 入間市の6月市議会は、21日、大人に代わり家族の世話や家事を行うヤングケアラーの支援に特化した全国で初めての条例案を、全会一致で可決しました。

 可決した条例では、病気や障害などで援助が必要な親族などを、日常的に無償で介護や看護をする18歳未満のヤングケアラーの支援を目的としたもので、市や学校、それに地域住民や関係機関の責務や役割が明記されています。

 21日の市議会での可決により、入間市は7月1日から条例を施行し、ヤングケアラーの実態を把握するための調査を行います。

 調査によって、家事や家族の世話などで過度な負担が確認できた場合、市はその負担を軽減し、ヤングケアラーの教育機会確保を図る取り組みを進めていきます。

 また、学校に対してはヤングケアラーの意向を尊重しながら健康状態や生活環境を確認し、支援の必要性の把握に努めるなどの役割が求められます。

 ヤングケアラーを巡っては、6月16日、県が学識経験者や民生委員などで構成する協議会を立ち上げ、支援体制の構築を進めています。