『シュート!Goal to the Future』TVアニメ放送記念先行上映会。新たに作られた意味が詰め込まれている

TVアニメ『シュート!Goal to the Future』放送記念先行上映会が辻秀人役の小林千晃、黒川昴流役の土岐隼一、風馬成役の小野友樹、小久保公平役の土屋神葉、さらにオープニング曲「アオレイド」を歌う宮川愛季を迎え、並岡翼役の真白健太郎がMCを務め行われた。

『シュート!Goal to the Future』はサッカー漫画の金字塔『シュート!』のその後の物語を描いたオリジナル作品となっている。

演じる役柄について聞かれ小林は「辻秀人はどこか達観してみえますが、サッカーが好きなことを正直に言えない子供っぽい部分も持っています。そんなキャラクターが成長していく姿に共感が生まれて段々と好きになっていったキャラクターでした。」と学生時代を思い出し共感できる部分もあったという、土岐は「黒川はいいやつです。周りを見る事のできる、バランサーでもあります。でも、10代らしいの若さも持っていて、成長来ていない部分もあります。そういった部分が回を追うごとに成長していくので、その姿をとにかく最後まで見届けてほしいです。」と演じる黒川の魅力を話した。

OP『アオレイド』を歌唱とともに作詞もした宮川「掛川が成長していく姿を私自身に投影し、私ならどういう言葉をかけるだろうと想像しながら歌詞を書きました。私なりの想いを込めた曲になっています。」と自身を重ね合わせながら作詞をしたということだった。

見どころについて聞かれ土屋は「小久保と秀人の関係性ですね。ジェットコースターのようで特に1話・2話は立ちすくと思います。」と語り二人を含む人間ドラマにも期待してほしいということだ。

明日6/22に誕生日を迎える小野に対してのバースデーサプライズとして花束とともに原作者の大島司からの直筆サインがプレゼントされた。小野は「何かを頑張るということを『シュート!』を通して知りました。僕の原点となる作品です。」と喜びととともに

最後に小林から「新たに作られた意味が詰め込まれている作品だと感じています。根底にある掛川魂は本作でも受け継いでいると思っています。サッカーコートの観客席で見ているような熱量で見ていただければ嬉しいです。」とこれから放送される本作に対する思いを改めて語り、熱いトークは終幕した。 TVアニメ『シュート!Goal to the Future』は7月2日より放送開始される。

[REPORT:柏木 聡(LOFT/PLUS ONE)]

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