「BRAVE10」の舞台や「薄桜鬼SSL」の実写化ドラマ・映画などを手掛けた(株)ダブルアップエンタテインメントが破産

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)ダブルアップエンタテインメント(TSR企業コード:297161784、法人番号:4010401070744、港区六本木4-9-2、設立2007(平成19)年7月)は6月15日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山口準子弁護士(悠綜合法律事務所、千代田区一番町11-5)が選任された。
 負債は現在調査中。

 演劇や映画などのプロデュース事業のほか、タレントのマネージメントも手掛けていた。製作委員会として多くの演劇や映画などに携わり、舞台・映画で人気を博した「メサイア」をはじめ、「BRAVE10」(舞台)、「薄桜鬼SSL」(映画・ドラマ)などを手掛け2018年10月期には売上高3億6183万円をあげていた。
 しかし、従来から低い利益にとどまり、財務内容の改善が課題となっていたほか、「新型コロナウイルス」感染拡大により、関係していた一部演劇が中止となるなど大きな影響を受けていた。

© 株式会社東京商工リサーチ