「悪女のすべて」メインビジュアル&キャストが解禁。佐藤玲、桜一花、武藤十夢らが集結

BS松竹東急で7月2日にスタートする土曜ドラマ「悪女のすべて」(土曜午後11:00)のメインビジュアルが解禁され、レギュラーキャストも発表された。さらに、主題歌が、Tielle -チエル-の「In the Dark」に決定した。

物語の舞台は、田舎町・石丸村。来年、有名監督による大規模な映画撮影が行われることになった。そして、そのヒロインに町内で生まれ育った女優を抜てきする名目で、謎の指導者・百合園凛子(小沢真珠)がやって来る。劇団「そよかぜ」は村唯一の劇団で、玉野久美(足立梨花)もその一員だった。久美をはじめ、趣味程度で仲良くやっていた劇団員たちだが、百合園に奮い立たされ、徐々にお互いをライバル視し、争うようになっていく。その争いには、演劇の実力のみならず、狭い村での人間関係や女としてのプライドも絡み合う――。

久美との幼なじみで劇団員の安田智花子を佐藤玲、外見にコンプレックスがあるうわさ好きの主婦であり劇団員の伊豆田裕子を小林きな子、宝塚歌劇団好きの主婦であり劇団員の野宮すみれを元宝塚歌劇団花組の娘役スター・桜一花が演じる。

佐藤は「絶賛撮影中です! 台本をいただいた時は正直どうなるんだ…!?とドキドキしていましたが、今はたくさんの方にぜひご覧いただきたい!と思ってます!! 全シーン、見逃せない激ヤバ展開が満載です!!(笑)。毎週楽しみにしていただけるように引き続き頑張ります」と意気込む。

小林は「キュートな足立梨花さん、そして業界きっての魔性女優・小沢真珠さまがいらっしゃると聞き、この試合(ドラマ)、勝ったな!と(笑)。岸本鮎佳さんが描く、唯一無二なぶっ飛んだ世界観がたまりません」と手応え十分の様子。

桜は「(出演が)決まった時は、素直にとてもうれしかったです。人に言えないような思いなり、事実なり、誰もが一つは持っているのではないかと思います。そんなものが漏れ出ちゃうのを、のぞき見してもらえたらうれしいです」とアピールする。

また、伊豆田の働くスーパーマーケットの後輩・井林夢香にAKB48の武藤十夢、謎の女・城戸莉沙に入来茉里が扮(ふん)する。

武藤は「台本を見た時は見てはいけないものを見てしまった、でももっと見てみたい!と思うような作品だなと思いました。撮影中は皆さん優しくてとても楽しい現場でした。最後まで楽しんで見ていただけたらなと思います」とコメント。

入来は「台本をいただいた時、今の自分と重なるセリフが多いなと。不思議な縁を感じました。女性は強い生き物だから、愛憎渦巻く物語の中にこそ、本来の美しさが見えてくると思います。期待して…でも気楽に、ご覧ください」と話している。

さらに、主題歌を担当するTielle -チエル-は、「ガンダム」シリーズの主題歌ボーカリストとしてデビューし、1stアルバム「BEYOND」もサブスクリプションで約200万再生されている注目の女性シンガー。主題歌の「In the Dark」は、切なさとはかなさと力強さを併せ持つ歌声を十分に生かした、しっとりとした楽曲となっており、本作を単なる愛欲・愛憎ドロドロ劇ではなく、より深みのある作品に仕上げている。

Tielle -チエル-は「学校から帰ってくぎ付けになって見ていたあの頃の昼ドラ、あの懐かしいドロドロ劇がまた見られる喜びがあります。音楽で物語にますます熱を帯びさせ、派手に彩ることができたらうれしいです」と思いを語っている。

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