吉備路マラソン4年ぶり開催へ  来年2月26日、実行委方針

2023年大会の開催方針を決めた実行委員会

 総社市を発着点とする「そうじゃ吉備路マラソン」の実行委員会(岡山陸上競技協会、岡山県、同市、同市教委、山陽新聞社などで構成)は22日、同市内で会合を開き、2023年大会を2月26日に開く方針を決めた。新型コロナウイルス感染予防のため20年大会以降中止が続いており、開催されれば4年ぶり。

 総社商工会館東交差点(同市中央)をスタートし、市スポーツセンター(同市三輪)をゴールとするコース。18歳以上のフル、高校生以上のハーフ、10キロの3種目で計約1万人を募集する。ハーフと10キロは日本陸上競技連盟の公認大会となる。

 19年大会では中学生以下が出場できる5キロ、3キロ、ファミリーを加えた計6種目に約2万2千人が出場したが、感染予防のため規模を縮小する。一方、検温器の設置といったコロナ対策による経費増を賄うため、参加料はフルが9100円など各種目で前回の約1.5倍に引き上げる方針。

 大会長の片岡聡一市長は「今後の感染状況は見通せないが、実現したいと思っている」と述べた。

© 株式会社山陽新聞社