東大前刺傷、18歳男を逆送

「無差別で極めて危険」

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東大前で男女3人が刃物のようなもので男に襲われ負傷し、集まった捜査員ら=1月、東京都文京区

 東京都文京区の東大前で1月、大学入学共通テストの受験生ら3人が刃物で刺された事件で、東京家裁から移送を受けた名古屋家裁は22日、殺人未遂などの疑いで家裁送致された名古屋市の男(18)の少年審判を開き、検察官送致(逆送)を決定した。「無差別に通行人を鋭利な刃物で突く極めて危険な行為に及んだ」として刑事処分が相当と判断した。事件当時17歳だった。起訴され、裁判が開かれる見通し。

 後藤隆裁判長は決定理由で「東大理科3類を志望し、猛勉強していたが、次第に成績が低迷、存在意義がなくなったと思った」と指摘。重罪を犯せば罪悪感を抱き、自殺ができると考えたと述べた。