岡山、兵庫県境の山並み楽しむ 美作・総検行山などで愛好者ら

参加者たちは総検行山から広がる風景を眺めて楽しんだ

 岡山、兵庫県境に連なる山並みを楽しむ「第8回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会」が18日に開かれ、登山愛好者らが美作市東粟倉地域の総検行山(823メートル)や県境の尾根などを歩いて爽やかな汗を流した。

 市内外から72人が参加。総検行山の登山口を出発し、東粟倉地域と兵庫県佐用町の県境に連なる山々の道を約10キロ歩いた。総検行山の頂上近くに到着すると、参加者たちは足を止め、美しい田園風景を眺めて楽しんだ。

 友人ら7人と登った女性(65)=美作市=は「高いところから見る景色は最高。心身共にリフレッシュできた」と喜んでいた。

 美作市、西粟倉村、兵庫県宍粟市の登山関係者らでつくる実行委が企画。新型コロナウイルス禍により、2020、21年は中止した。実行委の栃山邦宣代表(77)=美作市=は「たくさんの人が参加し、登山を満喫してくれて良かった。来年も開催したい」と話していた。

ゴールに向けて一斉にスタートする参加者たち

© 株式会社山陽新聞社