【ICEBOXレビュー】最大氷保持10日間! SHIMANO(シマノ)発キャンプ仕様の高性能クーラーボックスを紹介

どうも、首都圏のららぽーとを制覇したカノカン⁺です。SHIMANO(シマノ)と言えば釣り具や自転車のイメージが強いかもしれませんが、実はアウトドアでも活躍する高スペックなクーラーボックスを販売しています。釣り場の厳しい環境で築き上げてきたノウハウを活かして誕生したクーラーボックスです。今回はそんなキャンプ仕様のクーラーボックス『ICEBOX』をご紹介したいと思います。

SHIMANO(シマノ)『ICEBOX』スペックのご紹介

筆者撮影

まず初めに今回ご紹介するSHIMANO(以下:「シマノ」)『ICEBOX』のスペックをご紹介したいと思います。

シマノの『ICEBOX』は高スペック順に、「Pro」、「EL」、「ST」、「VL」の4種類に分けられており、それぞれカーキ、チャコール、サンドベージュ、ミディアムグレーの1カラーのみの展開になっています。つまり、カラーによって一目でスペックがわかる様になっているんです。

また、容量は22Lと30Lの2種類のラインナップがあります。

それぞれのスペックを表にまとめてみました。

スペックにより、カラーだけではなく最大氷保持期間重量価格も変わってきます。

スペック4種×サイズ2種の計8種類の中から、ご自身の使用用途に合うクーラーボックスを探してみましょう。

今回は8種類ある中の一つで、筆者が購入した「EL」の22Lサイズをベースにご紹介したいと思います。

SHIMANO(シマノ)『ICEBOX』の特徴

ここからはシマノ『ICEBOX 』の特徴をご紹介したいと思います。

抜群の保冷力

筆者撮影

最上位である「Pro 30L」だと、クーラーボックス内の氷が240時間キープされるという驚異的な保冷力があります。

筆者所有の「EV 22L」でも4.5日間、一番スペックの低い「VL 22L」でも3日間と、1泊キャンプなら十分過ぎる程の保冷力。

そのスペックの高さに驚かされます。

両開き可能なワンタッチレバー

筆者撮影

ワンタッチで左右どちらからでもスムーズに開閉することができます。

クーラーボックスを置く場所、向きに制限がなくなるので設営の幅や選択肢が広がります。

筆者撮影

左右同時に開けば蓋を簡単に脱着することができます。

大きい物や食材をたくさん取りたい時、狭い場所での出し入れが楽にできます。

脱着可能な大きな取手

筆者撮影

大きな取手はクーラーボックスの上を囲うようについているため、ストレスなく、片手で持ち運ぶことができます。

その場で簡単に取り外すこともできるので、もし収納の際に邪魔になってしまうようなことがあっても問題ありません。

安心と信頼の耐久性

筆者撮影

『ICEBOX』はすべて国内で製造してるため安心のMADE IN JAPANです。

元々シマノはフィッシングシーンでのクーラーボックスを数多く販売している実績があるため、品質には安心と信頼の耐久性があります。

筆者撮影

キャンプ時の地熱の影響を考え、直置きしても地面と隙間ができるように設計されていますが、頑丈なボディなので、大人が座ってもまったく問題のない耐荷重があります。

抗菌ボディで細菌の繁殖を抑える

筆者撮影

本体インナー部分に抗菌剤『※ノバロン®』入りプラスチックを採用しており、クーラーボックス内を清潔に保ちます。

※ノバロン®とは「東亜合成株式会社」が開発した、繊維やプラスチック等に表面加工できる抗菌剤です。

良かった点・気になる点のご紹介

実際に使用してみた感想や、良かった点・気になる点をご紹介したいと思います。

良かった点

洗練されたデザイン

筆者撮影

筆者のお気に入りポイントは、この無骨で飽きのこないシンプルなデザイン、そして控えめな『SHIMANO』のロゴです。

このデザインに一目惚れをしてしまい、元々使用していたクーラーボックスを手放して購入しました。

開閉レバーが扱いやすい

筆者撮影

高スペックなクーラーボックスで多く採用されているラバー型の開閉レバーは、密閉度が高い半面、開け閉めに力が必要なため、女性や小さな子供には扱いにくいという弱点がありました。

こちらのワンタッチレバー方式は、保冷力は維持しつつも扱いやすく、力がほとんどいらないため、老若男女問わず誰でも簡単に開け閉めすることができます。

実際使ってみると、これが思っていた以上に扱いやすく、シマノ製のクーラーボックスでも多く採用されているのには頷けます。

便利すぎる両開きできる蓋

筆者撮影

左右どちらからでも開けられるので、置く向き、場所にこだわる必要なくサイトに設置するこができます。

また、車のシートの真ん中に縦向きで置くと、左右どちらに座っても開けやすかったりと、思わぬところで両開きの恩恵を受けました。

使用後の丸洗いがらくらく

筆者撮影

使用後に丸洗いする時や乾燥させる時は、どうしても蓋が邪魔になってしまいますよね。

『ICEBOX』の蓋は完全に取り外すことができるので、狭い浴室で丸洗いする時にもやりやすく、乾燥させる時も邪魔になりません。

筆者撮影

丸洗い後の水抜きもワンタッチ操作で開閉できるようになっています。ダイアルを「OPEN」へ回せば自動で開き、簡単に水抜きすることができます

掃除が楽にできるのは嬉しいポイントですね。

ファミリーでも十分な収納力

筆者撮影

筆者は5人家族ですが、22Lサイズでも1泊キャンプなら十分な収納力があると思いました。もし容量に不安があるならば30Lサイズを検討してみてもいいですね。

気になった点

大きいペットボトルの縦入れは不可能

筆者撮影

1.5L以上の大きさのペットボトルを縦入れすることはできません。ただ、横入れしても十分なスペースは確保できるので問題はないと思います。

筆者は一つ前に1.5Lペットボトルを縦入れできる縦型のクーラーボックスを使用していました。縦長なだけに横のスペースは狭くなってしまうので、結局使い勝手は変わらないかなと感じます。

カラー選びができない

筆者撮影

先に述べた通り、『ICEBOX』はスペックとカラーが固定されています。

欲しいスペックとカラーが一致する場合は問題ありませんが、仮に一致しない場合、スペックを優先するか、カラーを優先するかで悩んでしまいます。

スペックごとにカラーも選べた方が購入する側にとってはありがたいかもしれません。

メリットと気になるポイントのまとめ

メリット

  • デザインが良い
  • 開閉レバーが扱いやすい
  • 両開きが便利
  • 蓋を外せるため掃除がしやすい
  • 十分な収納力

気になるポイント

  • 1.5L以上の大きさのペットボトルの縦入れができない
  • スペックとカラーが固定されている

不満になるような大きなデメリットはなく、十分なデザインの良さと扱いやすさで、筆者は大変満足しています。

『ICEBOX』はすべてのアウトドアシーンで使える高性能クーラーボックス

シマノの『ICEBOX』は、すべてのアウトドアシーンで活躍できる高性能クーラーボックスです。

スペックで選ぶか、カラーで選ぶか、その辺りは大変悩ましいところですが、デザイン性や扱いやすさ、保冷力、耐久性、どれを選んでも重宝することは間違いないでしょう。

この夏のクーラーボックスを検討中の方は、今回の記事を参考にしてくださいね!

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