岡山空港 札幌線7月15日に再開 2年4カ月ぶり 国内線通常運航に

岡山桃太郎空港

 岡山県は22日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休している岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)を発着する札幌線が、7月15日から1日1往復の通常運航が再開されると発表した。再開は2年4カ月ぶり。これにより東京、沖縄線を含む同空港の国内線ダイヤはコロナ禍前に戻る。

 札幌線は2020年3月以降、夏の繁忙期を除いて運休していた。運航する全日本空輸によると、感染状況が比較的落ち着き、旅行需要の回復が見込めると判断した。再開は10月29日までの対応とし、それ以降は感染状況を踏まえて検討する。

 県航空企画推進課は「感染対策を徹底しながら利用者の回復に向けてPRしていきたい」としている。

 札幌線以外の国内線は東京線が1日10往復、沖縄線が1日1往復で運航。国際線はソウル、上海、香港線が10月29日、台北線が7月末までの運休が決まっている。

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