名古屋 → 新宿は高速バスが安くて便利!乗ってわかった需要が高い理由(@ライナー)

名古屋から新宿まで移動するなら高速バスが安くて便利です。朝に名古屋を出れば昼過ぎに東京に到着するので、目的地での時間も有意義に過ごすことができます。今回は名古屋南ささしまライブ発バスタ新宿行き高速バスに乗車し、その様子をお伝えします。名古屋 → 新宿の昼行高速バスを予約する## 名古屋から新宿まで行くなら高速バスが安くてお得!

名古屋南ささしまライブ→バスタ新宿で運行される「@ライナー(アットライナー)」

名古屋から新宿間は数多くの高速バスが運行されています。

同区間を東海道新幹線で移動すると、自由席を利用する場合でも合計10,560円かかりますが、今回筆者が利用した高速バスはなんと運賃3,000円。新幹線利用時と比較すると約7割も安く移動することができます。
詳しい新幹線と高速バスの料金、所要時間の比較は以下の通りです。

高速バス東海道新幹線「のぞみ」出発8時00分8時06分到着バスタ新宿
13時20分新宿駅 ※■
10時07分料金3,000円 ※●10,560円

※■…品川駅で山手線に乗り換え。
※●…高速バスの運賃は乗車する日によって前後します。

高速バスは料金が安いだけではなく、名古屋 〜 東京間であればそこまで所要時間もかからないのが特徴です。
交通状況にもよりますが、同区間は概ね5時間程度で移動できるので目的地で時間を有意義に使うことができます。実際に名古屋 〜 新宿間の高速バスに乗った際の様子を詳しくお伝えします。

名古屋駅からささしまライブまでは徒歩で移動!

名古屋駅桜通口付近にある金時計

まずは名古屋駅からバス乗り場である「名古屋南ささしまライブ」まで向かいます。
名古屋駅から乗り場までは約850m、徒歩15分程度かかるので時間に余裕を持って駅に到着した方が良いです。
乗り場までの様子もご紹介します。

名古屋駅を背に右手側に進む

笹島交差点を直進する

駅の出入り口を出たら、駅を背にする形で右手方向に進みます。少し歩くと名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅の順に駅が見えてきます。
途中笹島という大きな交差点に差し掛かりますが、これも直進します。名古屋南ささしまライブへは名古屋駅からの道をひたすら直進すると到着します。

名鉄の高架脇をひたすら進む

さらに進むと名鉄の高架に並走する形で進みます。ここまで来るとバス乗り場まではもう少し、目と鼻の先です。

名古屋南ささしまライブに到着

ささしまライブのりば①の発車標

名古屋駅から徒歩15分、バス乗り場の「名古屋南ささしまライブ」に到着しました。
バス停が2つあり、今回乗車する@ライナーのバスは少しだけ駅に近い、のりば①から発車します。

筆者はバス発車時刻の約20分前に到着しましたが、すでに10名程度の乗客が並んでいました。
現地には高速バス案内係の人がいるので、案内に従って列に並ぶようにしましょう。

バスが到着!車内の様子は?

バスタ新宿行き「@ライナー(アットライナー)」

バスは発車の10分ほど前にのりばに到着します。バス運行会社であるAT LINERが運行する@ライナーのバスです。
列の先頭の人から順に、バス運転手に自身の名前を伝え乗り込んでいきます。予約時のメールなどを提示しなくていいのは楽です。

2+2の4列シートが並ぶ車内

車内の様子です。座席は2+2の4列シートが11列並び、座席には「@(アット)ライナー® スタンダード」という名称がついています。
木目調の床に黒を基調とした座席モケットの落ち着いた車内が印象的です。

座席をリクライニングした際の様子

実際に着席した際の様子

座席の様子です。座席幅は42cm、リクライニング角度は120度になっています。
リクライニングをすればゆったり過ごすことができます。

実際に着席すると膝を十分に伸ばすことはできませんが、前の座席の下に空間があるので足元はかなり広々としています。

各座席にはコンセントが装備

座席の機能を見てみましょう。
各座席にはコンセントが装備されており、お手持ちのスマートフォンを充電しながら移動できます。
また、フットレストもあるので、長時間の乗車でも靴を脱いでリラックスすることができます。

さらに、座席背面にはテーブルも装備されているほか、窓側席と通路側席の間にカーテンがあります。隣に知らない人が乗車した場合でも、プライベート空間を保つことができます。需要が高い名古屋 〜 新宿線でカーテンがついていると嬉しいですね。

様々な設備が備わっているバス車内ですが、今回乗車したバスには
・Wi-Fi(無線LAN)
・トイレ
の設備はありませんでした。無線LAN(Wi-Fi)サービスは、さくら高速バス・@ライナーの全車両において2021年4月30日で終了となっています。
モバイルルーターの持参など、それぞれ必要な場合は事前に準備をしてからの乗車をオススメします。
ちなみにバスは全区間に渡り電波の受信が良いところを走行するので、Wi-Fiにつながなくても十分にインターネットを利用できました。

名古屋 → 新宿の昼行高速バスを予約する## ほぼ満席!新宿にむけて出発

出発直前のバス車内の様子

バスは新宿に向けて発車します。
乗車できるのは名古屋のみですが、ほぼ満席の状態での発車です。いかに名古屋 〜 新宿線の昼行バス利用の需要が高いかがわかります。

筆者は通路側の座席が割り当てられましたが、ほぼ満席であるため窓側席には知らない人が乗車しています。
そのような状況が嫌な場合、さくら観光では隣り合う2席を1名で予約することができる「ダブルシート」というサービスがあります。
1席利用時よりも料金は少し割高になりますが、隣の席を気兼ねなく荷物置きなどに利用することができるので必要な場合は予約してみるのも良いでしょう。

ちなみに、隣に知らない人が座っている場合でも、カーテンを閉めてしまえばお互いの顔はわからなくなるため、案外気にはなりませんでした。

名古屋高速を走行する高速バス

バスは高速道路を走行し東へ向かいます。
新宿までの途中、浜松サービスエリアと足柄サービスエリアの2か所での休憩が予定されています。

浜松サービスエリアの様子

サービスエリア内にあるミニストップ

足柄SA内にあるトイレの様子

名古屋出発から1時間30分ほどで最初の休憩地である浜松サービスエリアに到着します。
浜松サービスエリアでの休憩時間は10分程度とタイトなスケジュールでした。

バスに乗車している大半の人はトイレ休憩や気分転換などで車外に出ていた印象でした。
浜松サービスエリアにはミニストップ(コンビニ)があるので、必要な場合はここで飲食物を購入することもできます。

足柄サービスエリアの様子

数多くのお店が入る足柄サービスエリア

浜松SA内にあるトイレの様子

浜松SAで休憩後も順調に新東名高速道路を走行し、11時30分ごろに2度目の休憩地である足柄サービスエリア(EXPASA足柄)に到着します。足柄の休憩時間は15分ほどとられていました。

足柄サービスエリアには数多くのお店が入っているので、軽食類のほかにお土産などを購入することができます。

時間通りにバスタ新宿に到着!

バスタ新宿に到着した高速バス

名古屋出発から5時間20分後、バスは定刻通り13時20分ごろバスタ新宿に到着しました。
夕方に都内に到着する便では交通渋滞に巻き込まれることが多いのですが、昼過ぎに到着するバスは渋滞に巻き込まれる可能性が低いので安心です。

到着後に東京で過ごす時間をたっぷり確保できる!

昼過ぎのバスタ新宿の様子

前述したように名古屋 〜 新宿間は高速バスで移動すれば格安で移動できるうえ、朝に出発すれば昼過ぎには到着できます。

到着後に東京で過ごす時間が長くあるので、時間を有効活用することができます。
例えばアーティストのコンサートに参加する場合でも、時間に余裕を持って会場に到着することができるのでグッズを事前に購入することもできます。
他にも仕事などで東京で打ち合わせがある場合でも、午後からの会議などには間に合う場合が多いでしょう。

ちなみに筆者は元々東京に住んでいるため、高速バスで東京に到着後そのまま移動して別の仕事を行うことができました。

このように午後の時間も有効に活用できて使い勝手の良い名古屋 〜 新宿線は、平日の利用でもほぼ満席でした。人気の区間ですので、予定が決まったら早めにバスを予約する方が安心できます。

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