夏までに集中ケア!背中や肩の「ザラつき・ニキビ」対策

大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。

暑くなると半袖やノースリーブを着ることが増えますよね。何気なく肩や背中を触った時に、肌のザラつきを感じたり、ポロッと皮脂が取れたり、鏡で見たときに赤いニキビができていたり…そんなお肌のトラブルが気になるシーズンです。

今回は、肩や背中が見えやすい夏に向けて始めたい、肌のザラつきやニキビの予防ケアをご紹介します。

背中のザラつき、ニキビの原因って?

背中は汗をかきやすく、皮脂腺が多い箇所です。

そのため、汗や皮脂による汚れだけでなく、汗の蒸散による乾燥からザラつやすくなります。さらに、衣類の摩擦や刺激によって肌のターンオーバーが乱れ、皮脂づまりやニキビを招く原因となるのです。

背中は手が届きづらく確認しづらいため、顔や脚のようにケアをしていない方が多いと思います。

けれど、肌の露出が増える夏、肩や背中のザラつき、ニキビはおもったよりも目立つもの!

本格的な夏が来る前に、ザラつき肌を整え、背中ニキビを予防する対策を始めておきましょう。

ザラつき・ニキビをケアするポイント3つ

【1】 汗や皮脂汚れを落とす

日中だけでなく寝ている間も、汗や皮脂は分泌されています。

汗が蒸散したあとの乾燥、におい、皮脂汚れを放置すると「角栓」に。空気に触れて酸化すると「ニキビ」や「黒ずみ毛穴」の原因となります。

そのため一日の終わりに汚れを落とし、肌環境を整えることを意識しましょう。

ボディソープや石けんの泡は、肌表面や毛穴の奥の汚れを吸着して浮かせる働きがあるので、しっかり泡立てて使用しましょう。

またボディタオルやブラシでゴシゴシと力を入れて洗うと、肌を傷つけてしまう可能性も。

乾燥やザラつき、ニキビを悪化させる原因となるため、泡を潰さないように優しく洗い、肌に優しいボディタオルやブラシを使用しましょう。

【2】 肌に潤いを与え、肌代謝を整える

顔と同様に、背中も洗ったまま放置すると、乾燥やターンオーバーの乱れを招き、ザラつきやニキビの原因となります。

お風呂あがりにタオルで水気を拭きとったあと、背中や肩を中心にミストをしてなじませ、乾燥対策と肌荒れ予防をおこないましょう。

【3】 規則正しい生活をおくる

食事の栄養バランスが乱れる、睡眠時間がバラバラ、ストレスが溜まっているなど、不規則な生活は肌の代謝や健康状態にも関係します。

(1)(2)のような外からのケアだけでなく、バランスの取れた食事、質の良い睡眠、ストレスを溜め込まないなど、内側からのケアも意識しましょう。

背中のザラつきやニキビ予防におすすめのアイテム

背中や肩のセルフケアにおすすめのアイテムが、私も愛用しているボディブラシ「コジット透明肌 竹炭ボディロングブラシ」です。

竹炭が配合されたブラシで、約77.5マイクロメートルの極細毛で作られています。

ボディブラシと言えば痛そうなイメージですが、柔らかな毛質で皮膚に刺さるような感じもなく、とてもなめらかな肌あたり。

角質や毛穴汚れをすっきりと落としてくれます。

ブラシに泡立てる機能はないため、ボディソープを泡立てたあと、ブラシにのせて使用します。

持ち手部分も長く、ブラシの表面が凹凸になっているので、肩甲骨や腰のあたりも洗いやすいです。

続いてお風呂あがりのボディミストに使用しているのは「カントリー&ストリーム 薬用グリーンボディローション」。

潤い成分のアロエ、ローズマリー、ユーカリ、ドクダミなどの多数のエキスによって、乾燥予防、肌のキメやザラつきを整えるほか、有効成分によって繰り返すニキビを予防します。

さっぱりみずみずしいテクスチャーで、肌に広げるとメントールの清涼感があり、ベタつき感もさっぱりします。

逆さまにしても使えるミストボトルのなので、お風呂上がりの保湿ケア、朝の衣類を着る前のケアにもおすすめです。

背中のザラつきやニキビが気になる人は、夏が本格的に始まる前に集中ケアをスタート!

洗い方、保湿不足、摩擦ダメージ、生活習慣を見直したケアを取り入れてみてくださいね。

☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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