宇陀市立病院の贈収賄事件 元病院職員に執行猶予付き有罪判決

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 宇陀市立病院の装置導入をめぐる贈収賄事件で、収賄などの罪に問われた元病院職員に対して奈良地裁は23日、懲役2年6か月、執行猶予4年、追徴金約53万円の判決を言い渡しました。

 収賄と官製談合防止法違反の罪に問われたのは、宇陀市立病院の元職員・龍田宗晃被告53歳です。判決などによりますと、龍田被告は去年3月、宇陀市立病院で新型コロナの感染抑止装置を導入するにあたり、指名競争入札で落札した会社に対し、特定の業者が下請け受注できるように便宜を図り、その見返りに現金を受け取ったとされています。また、2020年8月には、ドアの電気錠バッテリーの交換作業に関する入札で、特定の業者に情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反の罪に問われていました。23日の判決で、奈良地裁の田中良武裁判官は「公務員の職務の公正及び、これに対する社会の信頼が害されている」と指摘。

一方で、反省の態度を示していることなどを踏まえ、懲役2年6か月、執行猶予4年、追徴金約53万円の判決を言い渡しました。