変異株の流行前に感染力予測

早期対策に期待、富山大

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記者会見する富山大の高岡裕教授=23日午後、富山市

 新型コロナウイルスの新たな変異株が出現した際に、ウイルスのタンパク質の立体構造をコンピューター上に再現して人のタンパク質との結合力を推定し、感染力を予測する方法を開発したと、富山大と神戸大のチームが23日発表した。新変異株が流行する前に、感染力に応じた迅速な対策につなげることができると期待される。

 チームによると、ウイルスの「スパイクタンパク質」と、人の細胞の「ACE2」というタンパク質の立体構造をコンピューター上に再現。タンパク質同士が結合する強さを推定し、感染力を予測する。これまでの変異株では、予測値と実際の感染力がよく一致していることを確認した。