ようやく俳優としての大きな目標がかなった福士蒼汰

俳優の福士蒼汰が、日欧共同製作のHuluオリジナルドラマ「THE HEAD」Season2(来年世界同時放送&配信、日本ではHuluが独占配信予定)のメインキャストに抜てきされ、海外ドラマデビューを果たすことが22日に発表された。

同作は、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサー、ラン・テレム氏が製作総指揮。

2020年に配信されたSeason1は、南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫るサバイバル・スリラーを展開し、大ヒット。日本では、山下智久もメインキャストの1人として出演し、海外ドラマデビューしたことでも話題になっていた。

発表によると、今作は、太平洋のど真ん中を航海するある科学ミッションを担った巨大貨物船が舞台。善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描く。

福士といえば、これまで日本のドラマや14年の「ローマ国際映画祭」のスピーチなどで流暢な英語を披露してきた。

「もともと、俳優としての目標は海外進出となって、早くから英語、そして、アクション、殺陣をしっかり学んでいた。ここに来て、抱いていた夢がかなうことになり、喜びもひとしおなのでは」(映画業界関係者)

コメントを寄せた福士は、これまでも英語のアクティング・レッスンや、海外作品のオーディションを受けていたとことを明かした。

出演が決まった時の心境を、「『これは真実なのか!?』と思うほどビックリしました。と同時に、非常にうれしかったです」と振り返った。

現在、スペインに滞在し、全編英語のセリフ&オール海外ロケに初挑戦中。「撮影は長期にわたるので、大変かとは思いますが、楽しんで取り組んでいけば必ず良いものができると信じています」と意気込んでいる。

俳優としての〝格〟が大きく上がったようだ。

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