そごう広島店が22日、新館の閉館を明らかにしました。
来年秋に向け、生き残りをかけた全館リニューアルを行います。
街では戸惑いの声が上がりました。
Q「そごう広島店の新館来年夏に閉館するみたいなんですけど、聞いていかがですか?」
「ちょっと寂しいような気もしますね」
「びっくり。そうなんだって…時代かと思った」
一方で…「今どこにいるのかなと思ったら、たまに中間地点にいるんだって思いました」
そごう広島店が入る商業施設は、「そごう本館」と広島バスセンターが運営する「アクア広島センター街」が入る建物と、「そごう新館」とNTT都市開発が運営する「パセーラ」が入る建物で構成されていて、2つの建物は1階と3階と6階の連絡通路でつながっています。
そごう本館から新館に行くには、一度「アクア」を通ってから連絡通路を渡らなければなりません。
そごう単体で考えると行き来がしにくい作りになっています。
そこで、NTT都市開発に借りていた新館部分の契約期間が満了するのを前に新館を閉館し、本館に集約することにしたといいます。
本館は現在「アクア」が使っている1階2階部分まで拡張し、ビューティーやラグジュアリーに関する商品を充実させるなど、来年秋に全館リニューアルする予定です。
街の声は
「使いやすいようなみんなが道とかわかりやすいような感じで作ってもらえればなと思う」
「子どもと一緒に来ることが最近は増えたので、使いやすくなりそうですね」
そごう・西武は「回遊しにくい部分もあった売り場を一館にまとめることで客の利便性の向上を図りたい」としています。