新型コロナ感染が急増 背景に「暑さ」か

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7月に入り、全国的に新型コロナウイルスの感染者が急激に増えています。
急増の背景として、島根県の担当者は、「暑さ」を挙げました。

「山陰両県は第7波にある。」
7月に入っての新型コロナ感染の急増をうけ、鳥取県の平井伸治知事と島根県の丸山達也知事は両県知事会議の席で、「第7波」に入ったと危機感をあらわにしました。

島根県では7月に入って以降、特に感染者が急増。
5日には過去最多となる755人の感染が発表されるなど、1週間前の同じ曜日よりも2倍以上増える状況が続いています。

また、出雲市では同じ事業所で358人の感染が確認される事例も発生しています。

感染が急拡大している島根県。
急増の要因について、県の感染症対策のトップは、次のように分析しています。

BSS

島根県 感染症対策室 田原研司 室長
「今は暑くなりました。湿気も多いです。エアコンを使うことによって、窓を閉め切ってしまう、いわゆる密閉空間を作ってしまう。ウイルスがエアロゾル感染をするので、空気中に滞留する環境を作ってしまうというのが1点、あろうかと思います」

暑さにより窓を閉め、エアコンを使うことで、いわゆる密の状態となり、感染しやすい環境になっていると言います。
さらに…

島根県 感染症対策室 田原研司 室長
「島根県でも先日、BA.5が検出されました。先週はBA.2.12.1が検出されました。BA.1、BA.2よりは感染力が2割程度アップすると報告されています」

島根でもオミクロンの派生型を確認。

急増する感染を防ぐために特に重要なのは「換気」だと言います。

BSS

島根県 感染症対策室 田原研司 室長
「常に10センチ程度の窓を対角に開けておいて、扇風機で部屋の中の空気を回しながらエアコンをかける。複数のやり方はありますが、換気は徹底して実践して欲しいと思います」

島根県は、県東部での感染拡大の原因について、感染力がより強いとされるBA.5による可能性が高いとの見方を示していて、県東部や鳥取県西部での増加傾向との関連から今後は、鳥取県側とも協力して解析を進めて行くとしています。