強制性交未遂容疑の元読売新聞男性記者 横浜地検が不起訴処分に 理由明らかにせず 男性は懲戒解雇処分

横浜地検

 知人女性に暴行を加えようとしたとして、強制性交未遂の疑いで県警に逮捕された読売新聞元記者の男性(25)について、横浜地検は23日、不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

 読売新聞グループ本社広報部は同日、男性を懲戒解雇処分とした。

 男性は4月中旬未明、横浜市に住む知人の20代女性宅の敷地内で、この女性の体を押さえ付けるなどして性的暴行を加えようとしたとして、県警に逮捕された。当時の調べに対し、「間違いありません」と供述し、容疑を認めていたという。

 同社広報部によると、男性は事件当時、横浜支局の記者で、県警担当として事件や事故の取材に携わっていた。同社は男性の行為を把握した後、記者職から外し、東京本社総務局付としていた。

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