ドイツ、トランスジェンダー選手は「男子、女子どちらでもプレー可能」に

ドイツサッカー連盟(DFB)は23日、トランスジェンダーとノンバイナリーの選手が「男子リーグか女子リーグを選択できる」という規則を制定したことを明らかにした。

「トランスジェンダー」は心と身体の性別が一致していない人を指し、「ノンバイナリー」は男性か女性をハッキリと認められない人を指している。

多くの国ではサッカー選手を個人識別文書に登録されている性別で男子、女子に振り分けている。

しかしながら、ドイツでは2018年以降個人のプロフィール登録文書に「その他」「該当なし」を選べるようになっている。

それを受けて今回ドイツサッカー連盟はサッカー選手についても明確な性別のルールを制定することとし、トランスジェンダーやノンバイナリーについては「男子花序しかどちらかを選べる」と決定したという。

これは2022-23シーズンから適用されるとのことで、今後どのような展開を迎えるのかが注目されている。

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なお報道によれば、現在のところトランスジェンダー、ノンバイナリーの選手による特定の希望については確認されていないとのことだ。

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