オカン、監督になる

トルコ・シュペルリギの名門ガラタサライは、「オカン・ブルクが新たな指揮官に就任する」と公式発表した。

かつて稲本潤一が所属したことでも知られているトルコ随一の名門クラブであるガラタサライ。

ところが、昨季はなんとトルコリーグで20チーム中13位という屈辱的な結果に終わっており、21日にドメネク・トレント監督を解任していた。

そしてそれから2日後、ガラタサライは新たな指揮官としてかつての名選手であるオカン・ブルクを招聘したことを明らかにした。

【動画】現役時代のオカン・ブルク。運動量豊富なアタッカーであった。

オカン・ブルクは1973年生まれの40歳。選手時代はガラタサライのユースで育ち、トップチームでも主力選手として長く活躍した名ウイングだ。

トルコ代表としても2002年のワールドカップに出場し、3位入賞に貢献。セリエAのインテルでプレーしたこともあり、日本でも知名度が高い選手であった。

2010年に現役を引退してからは指導者として活動し、トルコ代表のアシスタントコーチからキャリアをスタート。

エラズースポル、ガジアンテップスポル、シヴァススポル、ギョズテペ、アクサヒルスポル、チャイクル・リゼスポル、イスタンブールBBと多くのクラブで監督を務め、今回古巣のガラタサライに呼び戻されることになった。

愛された英雄の帰還とあって、ファンからは「オカン、お帰り」という声が上がっているそうだ。

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