アスレチックス・モンタスがノーノー逃す マリナーズが3連戦スイープ

【マリナーズ2-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

2試合で17得点と打撃好調のマリナーズは、アスレチックス先発のフランキー・モンタスに8回2死までノーヒットに抑えられたものの、9回表に2点を奪い逆転勝利。敵地オークランド・コロシアムでの3連戦をスイープした。マリナーズ3番手のディエゴ・カスティーヨが4勝目(1敗)、4番手のポール・シーウォルドが5セーブ目をマーク。アスレチックス2番手のザック・ジャクソンに2敗目(1勝)が記録された。

アスレチックスは1回裏、二死1・2塁からクリスチャン・ベタンコートのタイムリーで先制すると、先発のモンタスが好投。2回こそ四球でランナーを許したものの、3回から6回まで一人のランナーも許さない圧巻の投球を見せる。ノーヒットノーランが見えてきた8回も打者2人を打ち取ったが、3人目のアダム・フレイジャーに98マイルの直球をレフト前に弾き返され、偉業達成ならず。それでもその後のピンチを抑えたモンタスは8回102球を投げ被安打2、与四球2、奪三振8、無失点の素晴らしい内容でマウンドを降りた。1点のリードを守りたいアスレチックスは9回のマウンドにザック・ジャクソンを送るが、2つの四球で2死1・2塁のピンチを招き降板。3番手のA.J.パクもコントロールを乱し、四球と暴投2つで逆転を許すと、9回裏の攻撃も3人で倒れ、モンタスの好投に応えることができなかった。

勝利したマリナーズは先発のロビー・レイが6回を投げて被安打4、与四球2、奪三振6、失点1の好投を見せると、リリーフで登板した3人が3イニングを1安打に抑える好投。投手陣の踏ん張りが勝利を呼び込んだ。3連戦で投打が嚙み合ったマリナーズは現在借金7の地区4位。明日から1.5ゲーム差で追う同地区3位のエンゼルスとアウェー、エンゼル・スタジアムでの3連戦を迎える。

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