
関西電力は24日、2025年大阪・関西万博の開催地、夢洲(大阪市此花区)で、防犯用ドローンの発進基地などを備えた多機能な電柱「スマートポール」の実証実験を公開した。人気アニメ「エヴァンゲリオン」をモチーフにしたデザイン。防犯カメラ機能も搭載しており、万博会期中は迷子保護などの活用を想定する。
実証実験は1月に開始した。スマートポール上部にはドローンが離着陸できるポートがあり、非接触で充電が可能。防犯カメラで撮影した映像から顔認証技術による人物の特定もできる。
3本の電柱は「エヴァンゲリオン」にちなみ、夢洲初号柱、夢洲2号柱、夢洲零号柱と名付けられた。