マラドーナの担当医師ら8名、過失致死疑惑で裁判に

2020年11月に惜しまれつつもこの世を去った伝説の選手ディエゴ・マラドーナ氏。

血栓の手術を行ったあとに自宅で療養を行っていたものの、心臓発作を起こしたことで命を落としたと伝えられている。

ただ、その死の状況については問題に発展しており、マラドーナの家族などから「正しい医療が行われていなかった疑いがある」と告発が行われている。

疑惑が向けられているのは、マラドーナの担当医師であったレオポルド・ルケ氏、精神科医のアグスティナ・コサチョフ、心理学者カルロス・ディアス、医療コーディネーターのナンシー・フォルリニら8名。

彼らは「マラドーナが危険な状況にあることを知りながらも治療を怠ったのではないか」と疑われている状況にある。

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『Mirror』の報告によれば、彼ら8名の容疑者の疑惑を追求する裁判は2023年の後半に始まるとのこと。

もしその中で有罪であると認められた場合、アルゼンチンの法律の下では8年から25年の懲役刑が言い渡される可能性があるという。

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