渡辺大主演ドラマ「シネコンへ行こう!」主題歌は上野大樹の「きみと雨」に決定

BS松竹東急で7月4日からスタートする月曜ドラマ「シネコンへ行こう!」(月曜午後10:30)の主題曲が、Z世代を中心に支持されるシンガー・ソングライターの上野大樹の「きみと雨」に決定した。

ドラマは、ある地方都市のシネマコンプレックス(通称・シネコン)を舞台にした、笑いあり涙ありのコメディー群像劇。支配人やマネジャー、アルバイトなど、シネコンで働く人々にスポットを当て、彼らの仕事や映画に対する姿勢を描く一方で、それぞれが抱える事情や複雑な人間模様、ラブ要素などを盛り込み、知られざるシネコンの裏側をエンタメ要素満載で映し出す。シネコン「シネマインみらい」の支配人として働く主人公・水沢健太を渡辺大、シネマイン」の本体会社である「東竹」から出向してきた新人マネジャー・中塚香織を北乃きいが演じる。

主題曲「きみと雨」は、シンプルで率直でありながらも胸に染みる上野の優しい歌声が、ドラマの世界観にそっと寄り添いながら、日々の慌ただしさに一時の安らぎを与えてくれる楽曲だ。

上野は「“シネコンへ行こう”…幼い頃からその場所にはたくさんの夢や憧れが詰まっていました。大人になった今でも足を運ぶと、家を出るその瞬間からワクワクします。そんな僕らは知らないシネコンの裏側。どんなドラマが詰まっているか、僕もとても楽しみです。主題歌『きみと雨』は雨を彩るテーマの大切な人との歌です。シネコンに詰まった夢や憧れがどんな人達によって彩られていたのか。ぜひともご覧ください」とメッセージを寄せた。

また、水沢を振り回す個性豊かなレギュラーキャストも明らかとなり、「シネマインみらい」最古参の社員で映画マニアのマネジャー・渋井寛治を芹澤興人が演じ、アルバイトスタッフ役として、松丸航平役・中山慎悟、竹村栞那役・三木理紗子、丸川朋美役・阿久澤菜々、梅本茜役・斎藤さらら、本郷由芽役・久遠明日美の出演が発表された。

さらに、第2話のゲストとして、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)で主人公の父・北条時政役を人間味あふれる味わい深い芝居で好演し、ネットやSNS上で“時政パパ”としても人気を博している歌舞伎俳優・坂東彌十郎の出演が決定。従業員たちに注意して回り、ついには支配人の水沢にも物申す、謎の老人客・城崎志郎として登場する。

彌十郎は「ドラマ出演のお話をいただいた時、慣れない現代劇、私で大丈夫なのかと思いました」と率直な心境を明かしつつ、台本を読んで「普段何げなく訪れている、シネコンに関わる人たちの思いに触れられたように思いました。私が演じた城崎志郎役のモデルとなった城戸会長(元・松竹会長)には子どもの頃に一度だけお会いしていますが、何か不思議な感覚です。このドラマを通して1人でも多くの方に大きいスクリーンで見る映画に興味を持っていただきたいと思います」と感慨深げにアピールしている。

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