山口県、MaaS用アプリ「ぶらやま」で新たにデジタルチケット販売

山口県は6月20日、MaaS用Webアプリ「ぶらやま」で新たに宇部市交通局バスのデジタルチケットを販売すると発表した。

山口県は、JR新山口駅北地区の山口市産業交流拠点施設を核とした交流人口の拡大に向け、やまぐちMaaS用Webアプリ「ぶらやま」を活用した新たなモビリティサービスの実証実験等に取り組んでいる。目的は、二次交通の充実を図ることだ。

「ぶらやま」では、移動と多様なサービスを組み合わせた特典付デジタルチケットを販売している。6月22日から、新たに宇部市交通局バスに関連する4種のデジタルチケットの販売を開始した。

今回新たに販売するのは、宇部市交通局バス普通乗車券の「山口宇部空港⇔新山口駅」、「新山口駅⇔宇部新川駅」、「宇部新川駅⇔山口宇部空港」「宇部市交通局バス1日乗車券1日乗車券」の4つだ。さらに、同チケットには、宇部市内の一部の飲食店で特典を受けられる「うべ食楽ぶらやまver.(48時間有効)」も付与される。

なお、「ぶらやま」では、山口県山口市、萩市、長門市、宇部市、美祢市でも使えるデジタルチケットを販売している。長門市と美祢市ではタクシーのデジタルチケット、山口市と長門市では電動バイクのレンタルのデジタルチケットを販売中だ。

(出典:山口県 Webサイトより)

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