岡山県で取水制限 ダムの貯水率低下を受け7月4日から実施へ

旭川水系でダムの貯水率が低下していることを受け24日、岡山市で渇水調整会議が開かれました。今後まとまった雨が降らなければ7月4日から取水制限を行うことが決まりました。

会議には国土交通省岡山河川事務所、県内の自治体、民間企業が参加しました。

旭川水系の主な2つのダム、旭川ダムと湯原ダムを合わせた貯水率は24日9時現在35.4%で、例年の同じ時期と比べ約30ポイント低くなっています。

会議では今後、まとまった雨が降らなければ7月4日から取水制限を行うことが決まりました。水道用水と工業用水の川からの取水量を過去3年の平均よりも1割制限し、農業用水は3割制限します。

取水制限が行われた場合、岡山県では2008年に高梁川水系で実施して以来となります。

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