藤沢・江の島で4年ぶり、夏の花火復活 開催日を分散化 規模も縮小

4年ぶりに復活する夏恒例の花火(藤沢市提供)

 今夏、湘南のビーチを代表する片瀬海岸西浜(藤沢市)で夏の花火が4年ぶりに復活する。新型コロナウイルス感染防止の観点から3密を回避するため、開催日を分散化し、規模も縮小する。

 市や市観光協会などで構成する江の島マイアミビーチショー実行委員会が7月12日、8月19、23日の計3回、各回150発の花火を打ち上げる。

 同実行委が主催する夏恒例の花火大会は毎年8月、1200発を打ち上げ、約2万人が観覧していた。しかし、2019年以降、近隣駅の改良工事や新型コロナ感染拡大の影響で中止に。昨夏は“シークレット開催”を検討していたが、2年ぶりに開設された海水浴場が途中休場となったため取りやめになった。

 同市観光課は「観覧者が集中しない方法で実施する。久しぶりに夏のビーチの風物詩を楽しんでもらいたい」としている。

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