岡山県内の民間企業で今夏のボーナス「支給予定」は91・3%、過去最高に 岡山経済研究所が300社対象に調査【岡山】

岡山県内の民間企業で今夏、ボーナスの支給を予定している企業の割合が過去最高となりました。
岡山市のシンクタンク・岡山経済研究所が県内の企業や事業所およそ300社を対象に調査したもので、「夏のボーナス支給を予定」と回答した割合は91・3%と、前年に比べて4・3ポイント上昇。2008年の調査開始以降、夏冬通じて最も高くなりました。
また、正社員一人あたりの平均支給予定額は42万5千円で、前年に比べて2・4%増えています。
業種別にみると、大規模企業や製造業では増えているものの、小規模企業や非製造業では大半で減っていて、二極化しています。
岡山経済研究所では「新型コロナの状況は落ち着いているが、原油価格の高騰や円安、ウクライ情勢によって企業業績が下押しされれば、今後のボーナスに大きな影響が出る」とみています。

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