新夕悦男TBSアナウンサーがアノンシスト賞グランダプレミオを受賞

平野歩夢選手が決めた神業を「人類史上最高難度」と表現し、話題となった北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝の実況中継。技の名前が淀みなく繰り出されたことでも視聴者を驚かせた、その実況を担当した新夕悦男(にったえつお)TBSアナウンサーが、第47回JRN・JNNアノンシスト賞グランダプレミオを受賞した。

JRN・JNNアノンシスト賞とは、年に一度、JRN・JNN系列で優れた実績を残したアナウンサーに贈られる賞。その全国審査会が5月30日に開かれ、新夕アナウンサーは北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝の実況を評価され、「テレビスポーツ実況部門」で最優秀賞を受賞。さらにすべての部門を通して最も優れたアナウンスに与えられる最高峰の賞、グランダプレミオに選定された。
新夕アナウンサーの実況に対し、審査員からは「熱く、なめらかで美しい」「聞き取りやすいトーンとテンポ」「技の一つ一つを即時に紹介しながら終盤に向けての盛り上げも見事」「手に汗握る視聴者を代表するようなしゃべり」「新夕アナウンサーは長年の努力、積み重ねによって、間違いなくこの分野の実況の第一人者になっている」など、賞賛の言葉があがったという。
6月24日(金)にリモートで行われた授賞式で表彰を受けた新夕アナウンサーは、次のようにコメントしている。

<新夕悦男TBSアナウンサーコメント>
私自身、ひたすら楽しんでやった実況でした。それが選手たちの思いとシンクロして、戦いの場の臨場感を視聴者に伝えることに繋がったのであれば、うれしい限りです。当時、解説していただいた渡辺伸一さんと現場で話していたのは、これを機にスノーボーダーが少しでも増えるといいね、ということ。今後の発展に寄与できれば幸いです。

【新夕悦男TBSアナウンサープロフィール】
1974年京都生まれ。1998年に入社以来スポーツ中継に携わり、テレビ・ラジオで夏冬合わせて5回の五輪実況を担当。2021年からニューイヤー駅伝センターを担当。担当競技は、陸上から、野球、バレーボール、体操、サーフィン、ボクシング、フィギュアスケート、スノーボード、カーリング、スピードスケートなど多岐にわたる。現在『ひるおび』にも出演中(毎週月曜日午前)。

【受賞内容概要】
[タイトル]第47回JRN・JNNアノンシスト賞テレビスポーツ実況部門最優秀賞
および グランダプレミオ
[受賞番組]2022年2月11日「北京五輪スノーボードハーフパイプ男子決勝」
(『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』内)
[実況概要]北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で、金メダル候補として誰もが注目した平野歩夢選手の凄さ、そして金メダル獲得の感動を伝えた。

【関連情報】
◎NEWSDIG「人類史上最高難度」がトレンド入り スポーツ実況の舞台裏話します!新夕悦男アナ」
(2022年5月7日掲載)
今だから話せる北京五輪秘話、日々の努力やこれからの時代の実況について思うこと、さらにはスポーツ番組視聴がもっと楽しくなるポイントなどを新夕アナウンサー本人にインタビュー。

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