アストロズが接戦制す ヤンキースのホーム14連勝がついにストップ

【アストロズ3-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

前日の試合で9回裏に3点差をひっくり返され、逆転サヨナラ負けを喫したアストロズだったが、今日はリリーフ陣が2点のリードを守り抜き、3対1で勝利。接戦を制し、ヤンキースのホーム14連勝をついにストップさせた。アストロズ先発のジャスティン・バーランダーは7回4安打1失点の好投で9勝目(3敗)をマーク。3番手のラファエル・モンテロが5セーブ目を挙げ、ヤンキース先発のルイス・セベリーノは2敗目(4勝)を喫した。

アストロズは前日の試合で守護神ライアン・プレスリーが打たれて逆転サヨナラ負け。その嫌なムードを払拭したのはカイル・タッカーのひと振りだった。両軍無得点で迎えた6回表一死1・2塁のチャンスで打席に入ると、初球の内角低めへのフォーシームを捉え、右中間への14号先制3ラン。4回表、5回表と2イニング連続でチャンスを生かせなかったチームに貴重な先制点をもたらした。

「打」のヒーローがタッカーなら、「投」のヒーローはもちろんバーランダー。タッカーの一発で先制した直後の6回裏にジャンカルロ・スタントンの16号ソロで1点を失ったものの、7回102球を投げて被安打4、奪三振3、与四球1、失点1という安定したピッチング。リーグ単独トップとなる9勝目をマークした。8回裏は2番手のフィル・メイトン、9回裏は3番手のモンテロが無失点に抑え、3対1で逃げ切り。ヤンキース4連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。

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